浅草新時代。
こんばんは。
無事にお仕事が終了し、
香川さんのスニッファーまでに帰宅できました。
ゲスト出演の原田泰造さんがとても素敵でした。
猿之助さんが先日出演した「LIFE」も再放送まで観てしまった(笑)
ウッチャン、星野源さん、ムロツヨシさん他出演のコント番組。
梅雨明け太夫としてコント初挑戦の猿之助さん。
猿之助さんはいつもどおり。
体にリズムが流れていて、形が歌舞伎役者。
よく本人がおっしゃるのは、
自分にしかできないことを取り入れること。
コントでも惜しみなく!?歌舞伎を取り入れ披露してしまう。
共演したかった星野源さんともご一緒できてよかったですね。
出演はそれが狙いかな(笑)
きっと本人は至極真面目に演じていたと思うので、
まわりの皆さんが大変だったでしょうね。
ちなみに小道具は’藤浪小道具’さんでした。
歌舞伎の小道具を作っている会社です。
楽しませていただきました。
コントもよかったし、
猿之助さんが、今興味ある事や人がわかりました。
さて、昨日の浅草歌舞伎の話の続きです。
Twitterである記事を目にしました。
今回、壱太郎さんは’おとく’役を猿之助さんに習う。。と。
父である鴈治郎さんが襲名公演で又平を演じ、
女房おとくを猿之助さんが演じました。
私は拝見していないのですが、二人の夫婦役は大評判でした。
壱太郎さんは’憧れていたお役’とおっしゃいます。
いつかお父様と共演する日がくるかもしれません。
浅草歌舞伎はその第一歩になりそうです。
女形の先輩として。。というのが当たり前だけど嬉しい。
猿之助さんは壱太郎さんに
「男の花道」の加賀屋歌右衛門を継いでほしいと言っていました。
巳之助さん然り、
それぞれの若手に合ったことを伝えようとしているのがわかります。
演出家としての目が利くのですよね。
そして、今回、又平を演じる巳之助さんが、
初めて浅草歌舞伎で出演したのがこの「傾城反魂香」だったとは。
当時修理之助を演じたそう。
今回は梅丸さんがそのお役です。
巳之助さんは梅丸さんとの共演を注目してほしいそうです。
新たな世代を意識した言葉は、
浅草歌舞伎の新時代が始まったなぁと感じさせます。
猿之助さん愛之助さん方の時に新たに加わってきたメンバーが、
いよいよ下の世代を迎えるのです。
歌舞伎の楽しみの一つでもあります。
世代は巡り、今60代70代の役者さんが演じているお役を
猿之助さんや染五郎さん方の世代が演じる時がやってくる。
そこまで見届けたいと私は思う。
浅草歌舞伎の行く末も観ていきたい。
私が見始めた頃から新時代へ。
来年は強くそのことを感じるでしょう。
嬉しいような、寂しいような。
浅草の舞台上で猿之助さんから巳之助さんに手渡されたバトン。
一度返却した時がありましたが、
もう猿之助さんに戻ることはなさそうです。
aya。
2コメント
2016.11.19 15:10
2016.11.19 15:03