新春浅草歌舞伎「吉野山」
こんばんは。
晴れ着姿で成人式に向かう方たちを多く見かけました。
華やかで明るい気分になりました。
三連休のお仕事が無事に終了です。
有難うございます。
私の心の中には黒塚の余韻がずっと心に残っています。
ファンタジーの世界に入り込んでしまったような感覚。
でも猿之助さん本人は妙にリアルな印象です。
猿之助さんと三味線の息がジャズのようでもあり、
琴がハープのようであり、
お囃子が鬼女の鼓動のようにも聞こえました。
次回はもう少し冷静に味わいたいとワクワクしています。
さて、新春浅草歌舞伎 第一部「吉野山」
こちらも黒塚と同じ舞踊劇です。
ちなみにこの日のお席は三階席2列目です。
個人的には、この手すりが曲者と思っていて、
最前列はけっこう気になります。
2列目は気にならず、七三はギリギリ見えますし、
私にとってはノンストレスで楽しめます。
「吉野山」は、昨年6月歌舞伎座の
猿之助さん&染五郎さんがマイベストです。
あの時の猿之助さんの狐忠信は過去一番のオーラを放っていました。
松也さんで観てしまってもいいのか。。。
なんて妙に変な気遣いをしてしまう(笑)
そのくらい思い入れがあります。
でも観てよかったです。
松也さんは初役だそうですね。
無意識で猿之助さんと比べてしまうのはうち消せません。
大きい!というのが第一印象(笑)
凛々しくて強そう。
気持ちが前に向いていて清々しかったです。
合戦のくだりが力強くて好きでした。
これからどんどん踊り込んで進化していくと思います。
楽しみが増えました。
静御前は壱太郎さん。
何度か踊っていらっしゃるようです。
だからか、とても落ち着いて見えて優雅でした。
芯が通った感じと、可愛らしさが印象的。
とても絵になるお二人でした。
静御前を捕えようと追ってくる藤太は巳之助さん。
道化の役です。
登場するとふっと空気が変わりました。
花四天との絡みも面白くて、おおらかさがあって。
ちょっとカッコよすぎですが(笑)
三人のチームワークが光る一幕でした。
明るい余韻が残っていい感じ。
第一部はリピートすることにしました!
後半の進化が楽しみです。
浅草歌舞伎をリピートするのは猿之助さんの時だけでした。
若手恐るべし。
今月の私は演舞場と浅草の往復になりそうです(笑)
第一部、とても楽しかったです。
有難うございました。
aya。
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