雙生隅田川の楽しみ。
こんばんは。
猿之助さんがblogを連日アップしてくださって嬉しいです。
考えてみれば、昼の部の途中で出番が終了し、
夜の部「口上」まで空いているので、
いつもよりゆったりしているのかもしれません。
苦手なのに。。。blog更新に感謝です。
新橋演舞場のチケットがじわじわ売れてます。
6才の右近ちゃんが宙乗りしたり早替りしたり。
序幕から大詰まで全て出番があるのは右近ちゃんだけです。
大活躍です。
ストーリーは解りやすくて、
ケレンもたくさんあり、アッという間に大詰です。
三代猿之助四十八撰は、肌に心に合うと改めて思いました。
でもきっと’今の心’だから想うことなのです。
以前の私が三代目で観ても響かなかったかもしれません。
序幕では右近ちゃんの早替り祭り(笑)
そして、お宝の鯉魚の掛け軸に梅若が目を描き入れると、
なんと絵から鯉が抜け出します。
ここ大道具さんの見せ場!!
二幕目で右團次さん登場です。
待たせます(笑)
惣太役のお衣装が’おもだか柄’なのがジンときます。
海老蔵さんも登場。
そして、右團次さんと右近ちゃんの
立廻りと言ってもいいくらいのせっかんの場面。
段取りが長いし、その後の絶命するシーンの長台詞も見どころです。
さらに、自害する惣太の少しグロテスクな行動があり天狗に変化。
悪人だったのが、改心していく様子が心に響きます。
三幕目は、なんと言っても猿之助さんの物狂いぶり。
母心ももちろんなのですが、色気を感じます。
笑也さんとの美のツーショットは眼福。
笑也さんのお衣装の裾の波模様が粋です。
そして、天狗の舞が圧巻!
昨日はパワーアップしていました!
右團次さんも、他の天狗さんたちもすごい。
The・おもだか屋なのです。
激しい舞から、勢いそのままに宙乗りへ。
大詰は、右團次さんは二役目、軍介で登場。
逃げた鯉を捕まえる「鯉つかみ」
もうここは無心で楽しみましょう。
とっても面白いです。
鯉にも注目してください!
本当に生きているようなのです。
扱い方に細かい工夫がされ、
何人かの人の手で本物のように動いています(笑)
大きな鯉を右團次さんは一人でグルグルしたり、担いだりもします。
立ち廻りもさらにエキサイトしていました。
本水に顔からツッコんだ人もいた(笑)
右近ちゃんが持つ掛け軸に鯉が戻る瞬間が面白い。
というか右近ちゃんのタイミングが良すぎて感動です。
’鯉つかみ’と言えば愛之助さんです。
染五郎さんもラスベガスでなさいました。
映像は置いておいて、
右團次さんの鯉が一番大きいのではないでしょうか。
どうなのかな。。
鯉つかみは、右團次家所縁の演目だそうです。
右團次さんを観ていると、
この方はなるべくしてなったのだと感動しました。
このシーンはお客さんもリアクション大歓迎です(笑)
参加して大いに盛り上がりましょ。
役者さん方ももっとテンションが上がってくるはずです。
しつこいですけど、
ここに猿之助さんがいないのが不満(笑)
しばらく本水観てない。。。。
でもそんな想いも忘れてしまうほどエキサイティングです。
面白すぎます。
公演は中日が近づいてきました。
お芝居はどんどん進化していきます。
右近ちゃんのまわりの皆様が、
いつもより優しい雰囲気なのが癒されます。
猿之助さんの母役はいつも温かいけれど、
いつもに増して。。と感じます。
叶う方は是非、劇場へ。
右近ちゃんがいつか一人で翔ぶ日が楽しみになってきました。
aya。
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