生業。
こんばんは。
今日は10日ぶりに仕事の予定が入っていない日でした。
とは言え、明日明後日の連絡事項がどっとやってくる金曜日。
昼過ぎからは家で準備に追われました。
落ち着いて空を見ていないなぁと思い、
午前中はウォーキングを1時間くらいしてみた。
でも考えるのは仕事のことだったりする(笑)
来週は猿之助さんを観ることできるので頑張ろう。
脳がリラックス求めてます。
ラジオかTVかは忘れてしまったのですが、
猿之助さんはぽつっと「生業」という言葉を口にしました。
おそらく’歌舞伎は仕事’という話のところだったかと。
以前から、猿之助さんが時々発する言葉だったと思うのですが、
今回は私の心にヒットして離れません。
私は司会業をしています。
これは今の私の生業。
調べると’仕事’と’生業’の意味って違うのですね。
生業を調べると「生計をたてるための職業」
すぐにお金になる作業のこと。
どうやら’仕事’とは、
その作業のためにすぐにお金にならない作業のことを言うらしい。
現代では生業も仕事もほぼ同じ意味で使われているので、
わかりづらいですが。
たぶん。。
私の場合は、会場で司会をすることが生業で、
司会をするために体調管理をしたり、身だしなみを整えたり、
アナウンスの勉強をしたり、プロフィール原稿を作成したり。。
などの司会をする前の作業が’仕事’ということになると思います。
司会をすることでお金をいただいて生活ができているので、
これは生業です。
私は正直、司会が生業になると思っていませんでした。
食べていかなければ、と思っているうちになっていました。
ふと思うのです。
生業が全て楽しいわけではないのかな。。と。
好きなことを生業にできて幸せですし、
今でも好きだからしています。
猿之助さんではないですが、
自分に自信がないのはお客様に失礼なので、
誇りは持とうと思ってしています。
最近、生業として自覚ができるようになりました。
でも、楽しいというより生活のためと思っています。
だから猿之助さんの言っていることがわかるような気がするのです。
’仕事’の部分では大変なことのほうが多いから。
まあ、これはどんな職業も同じことですね。
それと、生業=一生続く
とも思っていません。
自らの意思でなくても、
終わる時は突然やってくるかもしれません。
自ら終わらせるかもしれないし。
言えるのは「司会が生業」と思える
今の自分の心境にまたなれたら幸せだな、と。
司会に執着していないので、
何か私にできることが他にあるのではないか、
面白いことはないか、といつも考えています。
この感覚は司会を始めた20年前のよう。
できれば好きなことを生業にしたい。
具体的には何なのか。
そのためには何をすればよいのか。
これはただの逃避行動、妄想なのかもしれません。
でも人生は一度きり。
一つでも生業に出会えたことに感謝します。
それでもまだ求めるのは欲張りでしょうか。
来月、友人の結婚式の司会をします。
私が唯一できることで、役に立てるのが嬉しいし幸せです。
楽しく司会しよう。
aya。
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