最先端を生きている。
こんばんは。
猿之助さんが出演する劇団若獅子公演はあと2日、
大阪の3回公演を残すだけになりました。
私はいまだに染八が頭を離れません。
本当に素敵で猿之助さんの’今’を観た気がします。
現代劇の俳優さん方と演じたどの作品より生き生きしていたのは、
笠原さんへのリスペクトはもちろんだと思うのですが、
猿之助さん自身の作品への思い入れもあるのかな、と。
「男の花道」「雪之丞変化」など、
昭和の名作を残したいと考えている方ですから。
また、だからこそ’劇団若獅子’への想いも熱いのではないでしょうか。
時代劇を守ってほしいと思っているのかなぁと思いました。
大阪公演を行くか迷っている方は是非に観てほしいです。
私の友人は急きょ遠征して観ることを決めました。
嬉しい。
その後はワンピースが待っています。
’歌舞伎美人’に猿之助さんのインタビューが載りました。
私はその内容にも深く感動しています。
何とも言えない熱いものがこみ上げてきました。
猿之助さんのインタビューの各回答は一貫しているので、
全てのメディアをチェックしているわけではないのですが、
とっても嬉しい発言に出会いました。
「伯父の猿翁が目指していくことをやっていくつもりですが、
ワンピースに関しては、それ以上のことをやっていると思います」
これは演出について話しています。
猿翁さん以上のことをやっている、という言葉に胸を打たれました。
「先輩たちにしか出せない味があるように、
自分はアニメなどエンタテインメントの最先端を生きている
という自負を持ち、自信にしています」
すごいなぁ。
今までの発言では猿翁さんと自分を
真正面から比べることはなかったという印象です。
四代目としてこんなに満たされた発言は新鮮かも。
私も幸せな気分になります。
自負。。。。
初演が結果、大成功で再演に繋がったことが実績となった。
その経験が知恵となり、誇りになる。
猿之助さん自らがそれを自覚して、
自分を信じる力にしているのですね。
だから猿之助さんは変わったと思う。
人間性はきっと変わっていないし、素はわからないけど、
今までよりも演出家の才が輝き、発言も安心感ある。
嬉しいような寂しいような気もする。。。。
けど、リピーターのことを忘れず演出してくれたり、
発言してくれる優しさは変わらない。
もちろん新たにファンを増やすことだって忘れない。
生の演劇って面白い。
猿之助さんはいつも感じさせてくれます。
演劇は生きる力になる。
それを教えてくれたのは猿之助さんです。
来週はもう初日なのですね。
カウントダウンです。
aya。
2コメント
2017.09.28 15:44
2017.09.28 15:16