マグマ。
こんばんは。
右近くんがblogを更新してくださいました。
猿之助さんへの想い、ワンピースへの想い。
読んだらチケットを追加してた(笑)
右近くんは宙乗り100回だそう。
おめでとうございます!
私だけでしょうか。。。
blogのお写真の右近くんが、
初演の猿之助さんに似ている、と思ったのは。
衣装や鬘、化粧がルフィだからといって、
今まで似ていると感じたことはありませんでした。
見た瞬間ハッとして見ていられなくなりました。
猿之助さんが憑依しているのではないかと。
思い込みが激しいので笑われてしまうかもしれません。
並んだらきっと違う。
右近ルフィの強い決意が、猿之助ルフィに重なるのかも。
さて、ワンピースを観た方の多くが驚くマグマの場面。
火拳の平エースと嘉島サカズキの戦い。
火 対 マグマ
プロジェクションマッピングとアクロバット、
光、音楽、そして役者。
すべてのコラボレーション。
スーパー歌舞伎の最新の進化の形。
先日もお話しましたが、
猿之助さんは本当にすごいシーンを実現してしまいました。
猿三郎さんがblogでおっしゃるように、
スーパー歌舞伎では過去、たびたび火を人で表現してきました。
私が初めて生で拝見したのが「ヤマトタケル」焼津の場。
5年前の四代目猿之助襲名公演、新橋演舞場でした。
その時の感動と衝撃は言葉では表せません。
歌舞伎以外の演劇でも、最新の技術や映像でも、
こんな’火’のシーンは観たことがありませんでした。
右團次さん(当時 右近さん)のフラッグはキレキレでした。
アクロバットは中国京劇俳優の皆さん。
京劇を生で見たことがないので、
大興奮して客席で声を出してエキサイトしたのを覚えています。
次に最高にエキサイトしたのがワンピース初演時でした。
早替り、本水、宙乗り、吹雪など、
スーパー歌舞伎を想う数々の場面に感動しきりでした。
でも本水と吹雪の場面に猿之助さんがいない!と衝撃(笑)
さらに、マグマの場面。
おおおおおお!ヤマトタケルの再来!と大興奮し、
次の瞬間、フラッグは福士エースと嘉島サカズキかい!
猿之助さんどころか一門の皆様でもない(笑)
しかも歌舞伎役者でもない。
福士エースがフラッグを持った時はひっくり返りそうでした。
そうきたのね~と。
それでもお二人がフラッグで場面を盛り上げ、いつしか釘付け。
そして、マグマの炎を4人がアクロバットで表現。
時には繊細な火の粉、
時には飲み込まれてしまいそうなグツグツした生命体。
大地のエネルギーそのもののよう。
演舞というのか、パフォーマンスというのかわからないけど、
命が宿っていて迫力満点でした。
あとで、日本人の方だと知り、心底驚きました。
京劇ではない!日本にもこんなことができる人たちがいる!
そう思ったら、すごいものを見てしまったとさらに感動。
何度観ても変わらぬ感動でした。
そして、今回の再演。
この場面を楽しみにしていました。
4人が6人になってる!
衣装もグレードアップしてる!
時間も延びているように感じ、アクロバットシーンが増えてる。
心の中で、ひや~~の連続(笑)
技に次ぐ技にどこを見てよいのやら。
マッピングのマグマと連動していて、
スローモーションになる瞬間、動き出す瞬間、もう鳥肌なんです!
嘉島サカズキが全てを動かし、6人も映像も生きている。
ライティングも効いている。
マグマの6人の滞空時間が長い。
スローの側転ってありえない(笑)
マグマメイクもカッコイイ!
シルク・ド・ソレイユを見ましたが、
ワンピース初演の衝撃があったから
シルクを観に行ったと言っても過言ではないくらいです。
このマグマのシーンは是非、二階席正面から見てください。
三階席だともしかしたら舞台奥のマッピングが見えないかも。
今度三階で観るので確認します。
スーパー歌舞伎Ⅱ以外には体験できません。
劇場で生で見てほしいです。
猿三郎さんが6人を紹介したblogはこちら。
サイコーにカブイてます!
aya。
3コメント
2017.10.20 04:38
2017.10.20 01:36
2017.10.19 15:39