新たな航海へ。

猿之助さん、右團次さん、そして笑猿さん、

お誕生日おめでとうございます！

昨日の千穐楽で、猿之助さんと右團次さんのお祝いはしましたが、

まさか笑猿さんも同じ誕生日とは！

笑猿さんは、今年４月に猿之助さんのお弟子さんになった方です。

ワンピースではケイミーちゃんを演じていました。

20才になったそう。

私はタンバリンを交換して、

そのスタイルの良さ、女方としての美貌にびっくりしました。

まだ10代だったなんて。。。。

末恐ろしい～

これもご猿ならぬ、ご縁ですね。

一座で三人も同じとはおめでたい(笑)

さて、ワンピースTeamは千穐楽後に仕事の方もいらしたよう。

猿之助さんのご挨拶にあったように、

皆、バラバラになり、新たな航海に向かって行きました。

私も今日は一日会場に詰めて司会でした。

一気に現実に引き戻された(笑)

無事に終了し、秋のブライダルシーズンが幕を下ろしました。

今週末からは少しスローペースになります。

夏から忙しくさせていただき、

秋はワンピースとともに駆け抜けました。

10月は猿之助さんが一番辛い想いをしたのに、

逆に励まされました。

猿之助さんにだけではありません。

出演者、姿が見えない裏方スタッフ、公演関係者、劇場関係者。。

全ての方が踏ん張って上演してくださったお陰。

私の心はワンピースに支えてもらったと思っています。

観劇に行った時は一つも嫌な思いをしませんでした。

毎回の返金作業もスムーズで、私の時は全く混乱なし。

ビニールシートだって、

幕間にキチンと回収してくれているし、

ひじ掛けの部分の水滴を拭いてくれたりして。。

毎回の作業は大変だったと思います。

当たり前と思ってはいけないなぁと心に言い聞かせていました。

有難うございました。

そして、何よりも。。

猿之助さん不在であっても、

猿之助さんの心がいつもそこにはありました。

いない寂しさよりも、

猿之助さんを感じたくて行くのです。

とても励まされました。

ご挨拶で、

「私がいなくてもこの芝居は本当にお客様が入ることがわかりました(笑)」

ここは文章だと伝わりづらいのですが、

ユーモアがありちょっぴり毒舌風に言っていました。

猿之助さんのことを知っているファンが多いから、

ここで会場が湧いたのです。

「入院中、どれだけ励まされたことか」

これもお茶目な感じだった(笑)

全て本心だろうけど、

きっと照れ隠しで少し変化球だったのかなぁと。

でもこの二つの言葉が私は一番嬉しかったです。

猿之助さんが事故後にファンに発したメッセージ。

「舞台をみんなで支えて下さい！」

ファンは皆、それぞれの形で支えていたと思います。

大入りであることに励まされたという言葉に、

猿之助さんの感謝の気持ちが伝わりました。

この挨拶を聞いて、

私はひと区切りつきました。

新たな航海へ。

猿之助さんのいつもの宣伝のように、

来月再来月。。。

新たな歌舞伎公演の幕が上がります。

ワンピースが入口になり、

歌舞伎ファンが増えてくれることが猿之助さんの願いの一つ。

私も少しずつ切り替えていこう。

明日から三連休なのでゆっくりします。

ふらっとエスパスの写真展に行こうかな。

ワンピースに生きる力をいただきました。

猿之助ルフィに会える日を夢みて。

有難うございました。

aya。