女殺油地獄で思い出す。

こんばんは。


Instagramの猿之助さんスマイルに暑さ吹き飛びました。

口上のお姿も久しぶりで。。

何だか感動してしまった。


それにしても。。

ゆずさんが好きなのは十分すぎるほどわかっていても

ジェラシーなんだな(笑)


でも猿之助さんがとても身近に感じます。

私だって猿之助さんにパワーをいただいているのですから。


さて、大阪松竹座は中日を超えて、

千穐楽まであと8日です。


東京も暑いのですが、大阪も暑そう。

暑さにはわりと強い私です。

大阪遠征が近づいてきたので、

毎日がフェスや祭りのようなテンション高めになっています。


幸四郎さんと猿之助さんが「女殺油地獄」で共演したのは約7年前。

その時、私はどんなことを感じたのか、

以前まで書いていた日記を読み返してみました。


思い出したことがありました。


与兵衛の幸四郎さん(当時 染五郎さん)が、

客席の間を通って登場する場面がありました。


そして、お客の中から若い男性を一人立たせて、

自分とどちらがイイ男か拍手で対決(笑)


予想外に男性に大きな拍手が起こったので、

染五郎与兵衛が焦って「空気を読むように~」

無事に盛大な拍手をもらっていました。


「謎かけ」も恒例になってましたよね?

何でかわからないけど(笑)

絡まれたお客にプレゼントを渡していた記憶もあります。


これ全部、与兵衛として。。

すっごく楽しかったなぁ。

テアトル銀座は小さい劇場でした。

一体感あって、心を鷲掴みされました。


そんなこんなで、

いつのまにか与兵衛がそこにいるのではないかと錯覚を起こす。

そうしてどっぷり世界に入っていけたのでした。


また、当時、大詰の’殺し場’で、

与兵衛の殺意が生まれる瞬間を楽しみしていました。


与兵衛という男はどうしようもない人。

「隣のお姉さん」的な存在のお吉がお金を貸してくれない。

どう頼んでも甘えてもダメ。


で、自然と殺意が生まれるのです。

与兵衛自身が殺意と認識しているのかは別として。


幻かもしれないけど、

仁左衛門さんの時に私はその瞬間を見たような気がしました。

殺意が生まれる瞬間。

染五郎さんにもありました。

目が一気に狂気になっていく。


あのゾクゾクした感覚。

今回も感じるのでしょうか。


ちなみに、お吉とは恋愛関係ではなく、

あくまでも甘えて頼れる、お姉ちゃん的存在。

猿之助さんが今回どのように演じているのか楽しみです。


7年経って私の心も変化しているはず。

どう感じるのかもワクワクしています。


今月の舞台写真が劇評に載りました。

すごい迫力!


襲名披露公演ですし、

謎かけやイケメン対決はあり得ないですね(笑)

aya。





aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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