歌舞伎座昼の部。

こんばんは。


歌舞伎座に行ってきました!

でも喉の調子が少し悪くて午前中は病院へ。

喉がお疲れのようです。用心、用心。


三つ目の演目「鎌倉三代記」には間に合いました。

芝雀改め五代目雀右衛門襲名興行。

鎌倉三代記の時姫は、大役三姫の中の一人です。


夜の部の雪姫は桜色のお着物。

時姫は姫の定番、赤色。

殺伐とした情景の中でその鮮やかさが一層際立ちました。


以前にも書きましたが、登場の華やかなオーラはドキッとします。

襲名ってすごい。


戦いの中、母に会いに戻ってきた怪我をした許婚を前にし、

時姫はそれはそれは可愛らしいし健気。


許婚、三浦之助は復帰した菊五郎さん。

お元気そうで何よりでした。


三浦之助が戦っているのが、実は時姫の父。

よくあるシチュエーションですけど心が痛いです。


策士である佐々木高綱と共謀して、

時姫自身に父を討たせようとします。

高綱は吉右衛門さん。


このお話はあまり好みではありません。

時姫が可愛そうになります。

結局、父より好きな人を取るのです。

その決断をする時の新雀右衛門さんにはキュンとしました。


今日、まじまじと拝見し、

新雀右衛門さんの古風さに惹かれました。

押さえた中にも恋心が溢れ、でも品があり。。

生き抜く女性の強さも感じます。


初役で演じているのだと思うと感動します。

新雀右衛門さんの想いはどんなだろう。


吉右衛門さん菊五郎さんの存在感がすごくて、

時姫が主な感じがしないのが少しさみしいけど、

それはお役の性根に添ったことなので、よいのだと思いました。


お父様の演じたお役をしたいとおっしゃったのを思い出します。

皆様、お時間ありましたら是非。

贅沢な一幕でした。


「団子売」は舞踊劇です。

松嶋屋親子はいいですね~!

仁左衛門さんの爽やかさったらびっくりです。

惚れそうになった(笑)


孝太郎さんのお茶目な可愛さも素敵です。

お二人が楽しそうで、こちらも楽しくなってきます。

眼福でした。感謝。


お陰様で爽やかな余韻。


二つしか観ることできませんでしたが、

大満足な昼の部でした!

有難うございました。



aya。



aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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