練馬文化センター。

こんばんは。

やっと梅雨明けです。

そして、いきなり猛暑になりました。

日中は千葉で用事があり、

猛暑の中、練馬へ移動しました。

練馬は遠かった(笑)

夜の部まで時間があったので、

駅そばの星乃珈琲店でクールダウン。

ギリギリまで休んで練馬文化センターへ。

巡業チームが関東に帰ってきました！

秋田康楽館で観劇した思い出がよみがえってきました。

私はこの練馬で巡業は見納めです。

入口には「完売御礼」

昼夜ともに完売したそう。

まわりのお客さんが、

口々に’すごい盛況だね’と言っています。

個人的な感触ですが、

高麗屋さんの襲名でもともと売れ行きがよかったところに、

’かさね’の評判が上がったのが完売へ導いた要因では。

夏にぴったりの怪談話で、

幸四郎＆猿之助の舞踊ときたら、いいに決まってるし(笑)

満席の客席を見たら胸がいっぱいになりました。

海老蔵さんの公演も客入りがすごかったらしいけど、

この巡業チームも負けてない(笑)

私が歌舞伎にハマった11年前、

この’かさね’を週に何度観たことか。

時を経て、

猿之助さんは進化していたし、

変わらず客席に私がいることをとても幸せに感じました。

今日は楽しく気持ちを締めくくりたかった。

清々しい気分でした。

猿之助さんの口上は、

北は北海道、西は滋賀へ旅した巡業が明後日の横須賀で終わる。

でも、幸四郎兄さんとの旅はまだまだ終わらない。

来月は弥次喜多があるので観に来てください。

という感じで、恒例の!?宣伝が入ってきました。

何を聞いても胸がいっぱい(笑)

お芝居ももちろんよかった。

でも’かさね’は大劇場で見るより小屋がいい。

あれを体感してしまったら、

ホールが物足りなく感じてしまう。

巡業チームはほっとしているのか、

少しお疲れな感じがしました。

それが嫌なわけではないのです。

猿之助さんはいつもその日の100％で魅せてくださるから。

人間ですからその都度、コンディションは違うはず。

その日の100％でいい。

今日はかさねに怨霊が現れてから、

何だか幽霊に見えてきました。

ふわふわして。

前半は好きな人を目の前にして、

現実的に幸せな女性でした。

後半は、二階から見ていたからか、

足が気にならないほど’人の気配’がなかった。

少しお痩せになったような気もする。

後姿のシルエットがほっそりしていた。

康楽館で間近で観た迫力と違い、

幽霊のような猿之助さんに驚きました。

もう大満足です。

幸四郎＆猿之助の’かさね’はまたいつか観たい。

栄寿太夫の右近くんが二人をじっと見ていました。

彼なら’かさね’も’与右衛門’もできそう。

どちらかというと与右衛門を観てみたいな。

巡業東コース40公演は、

あと2公演です。

全員で無事にゴールしてほしい。

私は江戸川～康楽館～練馬を楽しめて幸せでした。

有難うございました。

aya。