4月の想いで 2

こんばんは。

花散らしの雨が降りました。

今日は４つの会場を移動して仕事でした。

先ほど帰宅。。。我ながら頑張りました。

早く歌舞伎が観たいけど、もうひと仕事してからです。

そんな時は思い出と妄想に浸ります(笑)

9日は四国こんぴら歌舞伎大芝居の初日ですね。

おもだか屋からは、中車さん笑野さんがご出演です。

私は過去一度だけ金丸座を訪れています。

金丸座は、1835年に建てられた日本最古の芝居小屋です。

公演をせず、見学者だけを受け入れていた金丸座に、

藤十郎さん吉右衛門さん勘三郎さんがテレビ番組で訪れ、

それがきっかけになり「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が1985年からスタート。

番組で訪れた時に勘三郎さんがおっしゃった「劇場が泣いている」

大切に守って残していくことも大事だけど、使ってこそ。

2013年に実際に訪れた時、その小屋の小ささに驚きました。

靴を脱いで上がり、すれ違う人とは肩が触れそうになるほど。

平成中村座で小屋は体験していましたが、

これほど一歩入っただけでワクワクするのかと感動でした。

劇場は生きています。

金丸座は小さいけど、懐は深かった。

観に行く時は亀治郎さんの時、と最初から決めていたので、

まさか猿之助襲名のタイミングで早々に体験できるとはびっくりでした。

写真は、袖萩を演じた猿之助さんを観た後のお席。

尋常ではない量の雪が客席一面に降ってきました。

桜咲く季節が、一瞬にして銀世界。猿之助ワールドでした。

金丸座の皆様は、毎日客席を綺麗にしてくださったのですよね。

本当に有難うございました。

スタッフの皆さんが暖かく迎えてくださり、

年に一度の歌舞伎公演を大歓迎している気持ちが伝わりました。

金丸座で襲名の祝い幕を見ることできたのも最高の思い出。

口上の温かい雰囲気が、劇場の温もりに包まれて私の心が癒されました。

友達のまやさんと一緒に行きました。

車を運転してくれて、うどん屋さんも回りました。

３店舗行ったかな。。

そして小豆島にも渡り観光しました。

良い体験でした。

今年は鴈治郎さんの襲名公演です。

盛り上がるでしょうね。

皆様もご縁がありましたら、是非訪れてみてください。

江戸時代の風情を感じることができます。

また行きたいです。

aya。