初芝居。
今年初の猿之助さんです!
歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」、
浅草歌舞伎、御園座舞踊公演、初日おめでとうございます。
歌舞伎座夜の部に行ってきました!
五斗三番叟では冒頭から猿之助さん。
連獅子では割れんばかりの拍手で迎えられ、
まるで皆がこの瞬間を待っていたかのようで、
胸が熱くなりました。
猿之助さんの出は凛々しく、
その拍手を割って入ってくるかのよう。
一変に空気を変えてしまい連獅子の世界へ。
お顔、佇まい、所作。。見ると一気にタイムスリップ。
思い出の中の猿之助さんが甦ります。
ああ。。ここはこうだったな、とか
そうそうこの滞空時間の長さがすごい!とか
お衣装、小道具、手先足先まで命が通って生きている感覚。
でも決して同じではなく、
記憶より格段に威厳と余裕がある姿でした。
もう想像以上でした。
獅子の姿の神々しいこと。
毛振りが雄大。
狂言師の時からそうなのですが、
どの瞬間を切り取っても美しいのです。
毛振りをした後、
お顔を上げた時の表情がものすごくカッコいい。
通常の連獅子より、
おもだか屋は少し獣っぽい動きが多いと思います。
ぴょんぴょんしている猿之助さんを見ていると、
源九郎狐を思い、いつかのその時を願ってしまった。
書こうと思えばいくらでも感想が書けそう(笑)
團子さんの手足の長さにびっくり。
常に気持ちが前に向かっているのが姿勢に現れていました。
必死さに感動しました。
そんな團子さんを猿之助さんは厳しく優しく導いていました。
二人が見つめ合ったり、手を取ったり、一緒にジャンプしたり。
もうこれだけでも感動なのです。
いつものごとく。。
今日はほぼ猿之助さんだけを追っていたので、
次回は團子さんもきっちり観よう(笑)
猿之助さんの舞踊には欠かせない稀音家祐介さんの三味線。
傳左衛門さん傳次郎さんが揃い、笛は好きな傳十郎さん。
演奏もこの上ない皆様方で贅沢な空間でした。
客席も舞台も一体になり、
とても盛り上がり楽しかったです。
笑野さん弘太郎さんも見学していましたし、
幕見席は立ち見で大盛況!
私は友人と三階で大興奮でした。
おもだか屋の連獅子が大好きです。
幸せな初芝居でした。
有難うございました!
aya。
0コメント