三社祭@平成中村座
こんばんは。
今日もJINで泣きっぱなし(笑)
冒頭から中岡慎太郎役の猿之助さん(当時 亀治郎)が登場!
若いし、熱いし、内野さんとの絡みだらけで嬉しい。
どんどん記憶が甦ってきました。
TVerで1話づつ追っかけ配信をしているので、
それと合わせて見ています。
明日がいよいよラストです。
知ってるけどまたきっと泣けると思う。
5月の風が吹くと、
いつもふと平成中村座を思います。
「め組の喧嘩」や「髪結新三」の勘三郎さん。
小屋に響いた鰹売りの声。
今朝、偶然にも私が拝読している幸四郎さんご贔屓の方が、
Instagramで2012年5月の写真を載せていました。
この月、幸四郎さん(当時 染五郎)は昼は平成中村座で三社祭を踊り、
夜は新橋演舞場で「通し狂言 椿説弓張月」の掛け持ちでした。
猿之助さんで歌舞伎座と演舞場の行ったり来たりはあるけど、
浅草と演舞場はファンも気合が入りますね(笑)
昼の「三社祭」はとてもSpecialでした。
幸四郎さんが平成中村座に出演して勘九郎さんと踊る。
もうこれだけ聞いたら今でもいろんな意味で血が騒ぎます(笑)
踊りの名手である若手二人であること、
どちらの方も猿之助さんとペアで踊ってほしい方。。。
なんならそこに猿之助さんがいてもいい。。
くらいにジェラシー。
この頃、桜席がお気に入り。
二人の踊りを間近でみたいのもありました。
桜席は舞台上の上手下手の二階に設置されたお席です。
舞台上なので幕が閉まると客席から見えなくなります。
この写真の幕の右に進むと席があります。
幕が開く前に役者さんが立ち位置につくところから見えるし、
幕が下りてから、私たちに頭を下げて楽屋に戻る姿も見えます。
舞台転換や道具の出し入れなどなど。
幕間中だって楽しいのです。
ですが、この時の三社祭は、
おそらく一生見ることができない場面を見せてくれたのです。
お二人のバチバチと戦いのような踊りは瞬きできないほど。
四変化するので、三回の早替りがあり45分間が壮絶でした。
なんと桜席からはこの早替りがチラ見できたのです!
衣裳替えはもちろん、髭や眉毛、鬘を素早く取るところ。
桜席のお客にわざと隠さずにしてくださっていたのだと思います。
さらに!
四回目の獅子になる早替りは丸見えでした(笑)
浅葱幕が閉まり、その前では大薩摩の演奏でした。
しかしその後ろでは噂に聞いたF1のピットみたいな光景が。
私からは幸四郎さんのナマ着替えが。
ささっと衣装や鏡台、カツラが運び込まれます。
うちわで仰がれ扇風機をあてられながら着物を脱ぎ、隈取りを始めます。
隈を取る手に戸惑いは全くなく、
役の魂を自分に入れていくかのような作業に、
神聖なピンとした空気が漂っていました。
お衣装をあっという間に着てしまうと、
ラストに獅子の頭を乗せます。
この瞬間が二人がピッタリ揃っていたのを覚えています。
事前に幸四郎さんが桜席は楽しいことがある。。
みたいなことを言っていたようですが、
私はこのことを知りませんでした。
まさか着替えとか、隈取りとか。。
見ることができるとは思わず有難かったです。
猿之助さんでも観たかったですけど(笑)
やはり幸四郎さんはただでは済まないですね。
平成中村座だからこそだと思いますが、
またこんなことがあったら嬉しい。
十種香もかかっていました。
幕が開く前から舞台ではお香が焚かれ、
夢心地だったことも昨日のことのようです。
有難うございました。
そして。。なんと今晩は猿之助さんが、
インスタライブをしてくださるかも、しれません(笑)
待っていましょう。
追記:インスタライブしてくださいました!
最高に面白かったです。
幸四郎さんと偶然、道で会ったそう(笑)
aya。
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