歌舞伎座からの「嘉島まつり」
こんばんは。
今日は劇場をハシゴしました。
まずは歌舞伎座昼の部へ。
先週よりも終演時間が7~8分縮まっています。
「柳影澤蛍火」は会話がテンポアップしていて、
それぞれが深まってさらに面白いです。
海老蔵さんと猿之助さんの会話の妙。
全くタイプが違う二人の対決は、
今まで歌舞伎座になかった新鮮な空気です。
そこに中車さんが加わり化学反応がおきます。
三人がギリギリのところでキャラを抑えている感じ。
ちょうどいい加減(笑)
今日はオペラグラスで猿之助さんの表情を追っていました。
ものすごく細かい演技をしていて、
でもよく見ればわかりやすくもあり。。
特に幕が閉まる直前の各表情に、
隆光の気持ちの変化がわかるような気がしました。
そして、右近くんがすごく進化していました。
時の経過が、所作やセリフまわしなどでよくわかりました。
ラストはまた泣けた。
私は吉保のラストの言葉の意味を、
自分の心を幸せで満たしてくれたのは唯一’おさめの心、情’
と思っています。
これは右近くんの影響です。
また、猿之助さんの言葉がすごく心に入ってきて嬉しかったです。
お芝居はこの後どんなふうに進化するか楽しみです。
そして「流星」
今日の猿之助さんが好きです(笑)
先週、実は少し清元にのっていないような感じがしてました。
でも今日は観ていてワクワクしました。
振りのキレがすごくて勢いがあり、リズミカル。
とてもHappy!
4役演じ分けで、切り替わりの緩急がたまりません。
笑顔が柔らかく可愛い。
空に吸い込まれるごとく宙にのっていってしまった(笑)
客席を見渡している優しい笑顔にノックアウト。
お面無しでもっとお顔が見えたら。。なんて思うけど、
今日は花道から心のウキウキが止まらずすごく楽しかったです。
有難うございました。
夜は日本橋公会堂へ!
ワンピースで赤犬を演じていた嘉島典俊さんの
「嘉島まつり 2016」に行ってきました。
ものすごい世界を覗いてしまった。
大衆演劇ほぼ初体験です。
’おひねり’を生で初めて見ました。
一万円札の扇を襟元にくっつけていく!
いやいやいやいや。。おばさま方すごいです。
もうとにかく楽しいステージで2時間ノンストップ。
幼い頃’チビ玉’と言われ一世風靡したそうですが、圧巻の舞台。
笑顔が可愛くて、カッコイイ。
女形は美しくてチャーミング。
びっくりしたのは早替り!速すぎます!
悔しいくらい(笑)
三味線のダイナミックな演奏や、
赤犬のフラッグを想わせる棒さばき、
扇子の巧みな扱いは目が点(笑)
もちろん踊りやダンス?も驚くほどパワフル。
MCもするし、客席に下りてぐるっと握手をしてまわる。
大衆演劇パワー恐るべし。
そのサービス精神に、途中、泣けてしまった(笑)
いろいろな演劇があるけど。
お芝居を好きになってよかったなぁと
嘉島さんを見ながら感動してしまいました。
こんなに元気をいただける。
圧倒されてしまいました(笑)
でも次回はもう少し参加して楽しめそう。
また行きたいです。
ロビーでお見送りをしてくれた嘉島さん。
握手してもらって、話かけると優しく微笑んでくれました。
来月ご出演の「直也の会」も楽しみにしています。
会場では新たなご縁もあり、本当に行ってよかった。
有難うございました☆
aya。
0コメント