柳影沢蛍火。

こんばんは。


歌舞伎座はあと2日です。

猿之助さんが早速blogをアップしてくださり感謝です。

やること満載で大変そうです。


来月歌舞伎座の初日は9日。

劇場のメンテナンスも入るということなので、

宙乗りの装置も改善するといいな。

猿之助さんも少しゆっくりできるといいですね。


さて、先輩のふうせんさんのblogを読んで、

なるほどと思ったことがありました。


歌舞伎研究者 中村哲郎氏のFBからのお話です。

その方は、昼の部の「柳影沢蛍火」をご覧になり、

予想を上回る出来上がりで作者も喜ぶであろう、と。


このお話は元々、11代目團十郎と初代水谷八重子さんのために

書かれた戯曲だったそうです。


それが何かの理由で上演されず46年前の国立劇場の初演になったと。

だから海老蔵さんに吉保が適役なのも納得。


なるほど。。と思いました。

まるであて書きされたような海老蔵さんの吉保は、

お爺様のために書かれたものでした。


また、国立の初演時を観た三島由紀夫さんが「格が違う」と

この作品を褒めたというエピソードもありました。

フランスの古典悲劇のような味わいがある。。と。


そんな作品を上演したいと思った猿之助さんもすごい!

結局そこに行きつくわけですが(笑)


今まで全く知らなかった作品です。

猿之助さんのお陰でその存在を知ることができ、

歴史にも触れることができました。


あと1回、昼の部を拝見しますが、

また違った心で観ることができそうです。


こういうエピソードとの出会いもご縁ですね。

有難うございます。



aya。



aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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