シリーズ化。

こんばんは。


お盆明け、今日から司会がスタートです。

秋のシーズンが始まりました。


台風が近づいています。

東京はゲリラ豪雨ラッシュ。

でも今日は一度も雨に合わず済みました。

まずまずのスタート(笑)



歌舞伎座の弥次喜多にそろそろ会いたくなってます。

でも台風が来るのか来ないのか、やっぱり来るのか。。

神のみぞ知る。。ですね。


写真は、歌舞伎座の食事処「花篭」のお弁当。

先週の1部と2部の入れ替え時間に行ってきました。

営業していることが知られていないのか、ほぼ貸切状態。

お味は普通なのですが(笑)クールダウンしたい時にいいかも。

お陰様でゆっくりできました。


さて、弥次喜多。


染五郎さんのblogに、

「皆の持ち味を最大限出してもらえる環境を作り出した猿之助さんはすごい!」

とありました。


この言葉はすごく嬉しかったなぁ。

誰よりも染五郎さんがblogで言ってくださったことが嬉しい。

きっと猿之助さんも嬉しいに違いないと思う。


すごく楽しそうにお芝居している皆さん。

観ているこちらは、それも楽しい。

もう、ホント有難う。


この「東海道中膝栗毛」は猿之助さんに所縁の深い演目です。

演劇評論家の犬丸氏の話でなるほどと思いました。


昭和3年(1928)に、猿之助さんの曾祖父 二代目猿之助(初代猿翁)と

六代目大谷友右衛門の弥次喜多でこの演目は大当たりしました。

今回と同じ、8月の歌舞伎座でした。


切符が買えず、劇場で溢れたお客を、

入りが悪かった明治座に車で送ったという前代未聞なこともあったそう。

びっくりです。


そして、昭和12年まで同じ8月、コンビでシリーズ化。

(毎年ではなく、行われていない年もあります)

東海道中はもちろん、九州道中膝栗毛、奥州膝栗毛、出雲道中膝栗毛、

北陸道中膝栗毛、十六夜清心 弥次喜多日記帳など。


それがラスベガスまで行っちゃうのですから(笑)

二代目も天国で笑ってくれているでしょうか。


犬丸氏は、今回の芝居中で猿之助さん染五郎さんが

「また会いましょう」と言っているのはシリーズ化も視野に?

とおっしゃっています。


大賛成!!

今年、大当たりなのですから、

松竹さん!また来年もお願いします(笑)


猿之助さん自身は、人生初の8月歌舞伎座出演です。

今まで亀会がありましたし、

先代の7月奮闘公演時代は8月はお休み月だったようです。


7月はそのまま猿之助さんの責任興行の月にして、

8月納涼名物になるというのはいかがでしょう(笑)


猿之助さんはお休みがいいかもしれないけど。。


弥次喜多は納涼歌舞伎にぴったりハマったと思う。

この先、勘三郎さん三津五郎さんで演じたかもしれない。

染猿が’納涼歌舞伎’ということを頭に置いて考えたお芝居です。

きっと、お二人も出演したくて天国でジリジリしてるかも。


昨年、染五郎さんが言っていた、

来年は猿之助さんと何かする。。というのは、

弥次喜多のことだったのですね。


染五郎さんは猿之助さんを褒めたけど、

染五郎さんだったからこそ、ここまで笑えた(笑)


笑って、びっくりして、手拍子して、ほんわかして。。

何だか明日も頑張ろう♪と想えるお芝居。


スーパーでもなくNEXTでもなく、染猿の歌舞伎。

余韻は幸せ。


まだ一週間以上ありますが(笑)

是非シリーズ化してほしいものです。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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