二人道中。
こんばんは。
秋分の日、お彼岸の中日です。
東京は肌寒い一日でした。
今日は司会がキャンセルになり、なんとお休みでした。
三連休明けは病院通いだったので救いの一日だったかも。
それにしてもすごい雨でした。
出先で見知らぬお婆ちゃま達に、長ぐつを褒められた(笑)
パープルのアーガイルですっごくお安いもの。
ちょっと嬉しかったです。
さて、今日は少し時間があったので、
自分の過去のblogを読んで、
来月の巡業公演に想いを馳せていました。
「獨道中五十三驛」の世界へ。
2009年3月新橋演舞場で右近さん主演で拝見したのが出逢い。
blogを始めたのがその年の6月なので感想は書いていませんが、
その後時々’あれはすごかった!’と書いている(笑)
猿之助歌舞伎の洗礼を受けた瞬間でした。
亀治郎さんに心を寄せ始めていたので、
亀治郎さんで観たいと思っていました。
でも当時猿之助一門のもとを離れていたから、
それは叶わぬことだろうな。。。。と何となく感じてました。
それよりも「ヤマトタケル」を、
亀治郎さんで’生’で観るのが夢と書いてます(笑)
それは2012年の猿之助襲名公演で叶っています。
猿之助になり、観たいと思っていたお芝居が
観ることできるようになっています。
でも予想以上(笑)
お家芸に留まってませんから。
それが四代目の素敵なところ。
2014年秋、やっと四代目の「獨道中五十三驛」
「猿之助連続奮闘公演」はとてもエキサイティングでした。
二か月連続おもだか屋公演。
10月は新橋演舞場、11月は明治座。
演舞場でかかり、猿之助さんは初役。
三代目が復活させてから33年経っています。
「初演に戻す」という四代目の言葉はもう定番です。
再演を繰り返すうちに一人15役になっていたのを、
初演時どおり猿之助さんは18役演じました。
猿之助歌舞伎は時間が長いのが定番ですが、
現代に合わせ、いつも時短を目指すのが四代目。
本人も目指せ長生き!ですし(笑)
三代目初演時、幕間抜きで4時間18分あったお芝居を
四代目は3時間19分までにしました。
お客の反応をみながら、大胆に場面をカットし変更していく。
ワンピースもそうでした。
お芝居って生きているのだと、
猿之助さんを観ると実感せずにはいられない。
それに、お客のために作ってくれていることを。
そして復活から35年の今年、驚くべき形で再復活です。
ダブルキャストで巡業。
もうダブルキャストってどうよ(笑)
こうくるとは思いませんでした。
指名された巳之助さんも青天の霹靂と言ってましたよね。
15役を、2役と13役に分けて交代で演じます。
皆様はどちらをご覧になりますか?
もちろん両方という方も多いと思います。
私は巳之助13役早替りversionです!
猿之助さんがすごいのはわかってますので(笑)
巳之助さんの男女入り乱れての早替り。
立役は想像できるのですが、芸者やお六が楽しみ。
道哲の踊りも魅せてくださるに違いない!
内容は美味しいとこ取りして時短のようです。
巡業は大掛かりな大道具を運べないので、
本水はないということです。
宙乗りは設備によるので、
それぞれの劇場スタイルで楽しみましょう。
照明もきっとシンプルになるのかな。。
一昨年、何度も観た私も新鮮に楽しめそうです。
会場によってはチケットがまだあるようです。
直接会場に問い合わせるとあるかもしれません。
全国の皆様、諦めずに。
猿之助歌舞伎の早替りは、
この前の三か月連続歌舞伎座では、
「四の切」でちらっとしか見せてません!
本場を体験してください(笑)
早替りだけではありません!
そのすごさを是非体感してほしい。
巳之助さんとの二人道中。
エキサイティングに違いありませんから。
aya。
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