獨道中五十三驛@巡業

こんばんは。


学童に7才の姪を迎えに行きました。

「aya。ちゃんガウチョ持ってる?」

「アリエルのお席取れた?」

夏以来に会ったので質問攻め(笑)

楽しいひと時でした。


夕方からは打ち合わせがあり深夜の帰宅になりました。

風が冷たく、一気に秋になりました。



さて、猿之助さんの巡業は大分公演を済ませ、

明日は移動して明後日は長崎公演。

役者さんのblogで一緒に旅を楽しませていただいています。


春秋座の余韻に今も浸っています。

今更ながら猿之助さんの13役早替りも観たかったなと思う。

道哲の踊りも観たかったです。


九州の姉(笑)ねこ♪さんの興奮をblogで読んだら、

そんな気持ちが湧いてきました。


やはりフルバージョンをまた本公演でかけてもらうしかない(笑)

今回が初めての方はフルで観たくなったでしょうし。


ラストの13役早替りは、その前に約2時間あり、

15役全部務めて、本水の立ち廻り、宙乗りを経てのシーン。

今回のように独立してないのです。

ヘトヘトなはずなのに、これでもかの怒涛の早替りなのです!

すべてを観ると感動が止まらないはず。


今回の猿之助さんは体力的に苦労が軽減されていますね。

2年前はフルバージョンを25日間務めたのですから。。


写真は京都三条にある弥次喜多像。

お芝居では猿三郎さん喜猿さんが演じています。

ご当地ネタとして、この像の話題が登場しました。

で、通り道と知り見に行ってパチリ(笑)


ベテランのお二人の安定した弥次喜多でした。

登場しただけで客席がリラックス(笑)


笑也さんの赤姫姿が麗しく、落ちつくなぁ。

春猿さんの出の美しさも見惚れてしまった。


春猿さん寿猿さんの口上がサイコーでした!

並ぶと新鮮なお二人(笑)

寿猿さんは86才なのですね。

猿之助さんの安定剤ですから、いつまでもお元気でいてほしい。


門之助さん笑三郎さん夫婦がとっても印象に残ります。

猿之助さん演じるお婆の娘が笑三郎さん。

旅をする二人は客席を道中に見立て歩きます。


途中、お客をお地蔵様として拝むのところが面白い。

これは歌舞伎ではよくあるネタ。


でもお客も面白かった。

拝まれた男性が二人にお菓子をプレゼント!

門之助さんびっくりして戸惑いながらも笑ってた。

そして遠慮なくもらってた(笑)

しばらく笑いが止まりませんでした。


同行していた段一郎さん演じる’おくら’は、

劇場横のcafeで販売している珈琲’猿之助ブレンド’のチラシを配るし。

一階席中央あたりで観ていたので、すっごく楽しかったです。


段一郎さんのおくらは進化していました!

女形も妙に可愛らしくて(笑)

化け猫に操られる時の身体能力がすごい。

猿之助さんとの息もぴったりでした。


喜之助さんと喜美介さんの駕籠かきコンビが素敵!

イケメン二人の粋な姿に釘付け(笑)

皆様も見てね。


巳之助さんとの立ち廻りに6名くらい絡みます。

人数が少ないから全員が目立ってます。


出演せず裏方で頑張っている皆様にも感謝です。

Twitterによると、早替り時の藁の裏には10名のスタッフがいるそうです。


春秋座は花道があるので、揚幕をふと見ると、

三四助君かな。。えらく若い子が開けていました。


猿弥さんの悪役が楽しいし、やはり貫禄ある。

お芝居が締まります。


チームワークの素晴らしさが伝わります。

何事もなくお芝居が進むのは、全員の力のお陰なのだと思う。

猿之助さんだけが良くても成り立たない。


そのことを想うと胸に熱いものがこみ上げてきます。

それを目の当たりにできて有り難いし、

苦労も多いと思うけど羨ましくもある。


ラスト、揚幕から巳之助さんが登場してきた時も

何だか感動してしまいました。


私は猿之助ファンだから猿之助さんが一番だけど。

もっと猿之助さんを観たかったけど。

巳之助さんの挑戦を観ることできて感謝です。

ボン・クレーより良かったです。


これからもエキサイティングな芝居に取り組んでほしいです。

きっとエンジンがかかったのではないでしょうか。


巳之助さんは、猿之助さんの希望の星の一つ。


私も頑張ろうと思いました(笑)

エキサイティングに進んでいこう。


有難うございました。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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