キャベツ畑での誓い。

こんばんは。


10月最終週末です。

今日は早く帰宅できて嬉しい土曜日。

’猿之助ブレンド’を飲みながら書いています。

美味しかったので箱買い(笑)

ちょっとしたプレゼントにも重宝してます。


今朝、春猿さんの新派入団の会見の様子をTwitterで読みました。

「四代目猿之助さんの反応は?」という質問がありました。


春猿さんによると、

8月の納涼歌舞伎の時に猿之助さんに話し、

千穐楽に猿之助さんがおもだか屋一門を楽屋に集めて説明、

「みんなで春ちゃんを応援しよう」

と猿之助さんがおっしゃったそうです。


胸がいっぱいになりました。

猿翁さん猿之助さんが気持ちよく背中を押してあげた。

お二人ともに、本心は誰よりも寂しいに違いないと思う。


状況はかなり違いますが。。

猿之助さんは亀治郎時代に伯父の猿之助劇団を離れました。

2003年の頃。

「カメ流」の本の中にそこのことは記載があります。


浅間山を望む広いキャベツ畑で、伯父と二人きりで語り合い、

「自分の会をやれ」と提案されます。

その後「第一回 亀治郎の会」が開かれ、

結果そのことが猿之助劇団を離れるきっかけになりました。


退団したいと話した亀治郎さんに伯父猿之助は、

「僕は喜んで武者修行に出す」と。

どこか寂し気であったそう。


私は、春猿さんの話を知った時に、

この亀治郎時代のことを想いました。

現猿之助さんは、誰よりも春猿さんの気持ちがわかるに違いない、と。


おもだかや屋の精神でもある「独立自尊」

師匠のもとにいれば守ってもらえることがたくさんある。

でも、寄らば大樹の陰を嫌い、一人ですべての責任をもって歩んでいく。

それが’おもだか屋’


春猿さんは、やはりおもだか屋なのだと思いました。

「河合雪之丞」として独歩の精神で歩んでいくのですね。

新派におもだか屋の想いが浸透していくと思うと嬉しいです。


将来、猿之助さんとまた共演してほしいなぁ。

その時を楽しみにしています。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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