中村屋。
こんばんは。
友人のまやさんのお店’クロツグミ’からスコーンが届きました。
新作のパイスコーン!
毎回、腕を上げてます。
美味しくいただきました。感謝。
クロツグミは、まやさん一人でお菓子を作り、販売をしています。
沼津にあり、配送可能ですが、
保存料を使用していないのでマフィンの日持ちが2日ほど。
スコーンは3~4日大丈夫なので、いつも少量送っていただいてます。
今日12月5日は、勘三郎さんの命日です。
もう4年が経つのですね。
あの日のことを想うと胸が詰まります。
私は亀治郎さんの自主公演で歌舞伎に出合いました。
その翌月には歌舞伎座と新橋演舞場に入り浸りとなり、
昼夜それぞれの劇場に出演していた亀治郎さんを追いかけました。
でも、もっと歌舞伎を知りたい、
もっと面白い演目、役者さんがいるかもしれない、
とたくさん歌舞伎を観ようとウキウキしていました。
そして、その年の秋、
浅草の浅草寺横で行われた平成中村座にすっかりハマる(笑)
二か月連続公演で、一か月目は仮名手本忠臣蔵を
A~Dプログラムで4パターンを上演。
一つ観ると、次も観たくなるという(笑)
結局全て拝見してしまい、忠臣蔵ファンにもなってしまいました。
二か月目は「法界坊」
二度ほど行ったでしょうか。
笑って笑って、怖かった(笑)
勘三郎さんのお客への愛情がものすごくて、
あの一体感と、桜吹雪にまみれたことは忘れません。
特に千穐楽のカーテンコール。
勘三郎さんあてのお手紙を、
アナウンサーの方が舞台に上がり、読んでくださった。
その内容に、みんなで涙しました。
歌舞伎って、演劇って、すごいと思いました。
それと同じ想いにさせてくれるのが亀治郎さん。
四代目猿之助となっても変わりません。
この一体感を味わいたくて、
今も劇場に行っていると言っても過言ではないくらい。
勘三郎さんと猿之助さんは全然似ていないけど、
私の中では、スピリッツに共通点があるように思うのです。
「お客を楽しませたい」
どの役者さんも考えていることですが、
二人はレベルが違う。
私は二人の共演は観たことないです。
勘三郎さんが「吃又をする時は’おとく’をやってよ」
と猿之助さんに言ったとおり、
未来に叶うことだったと思うだけに悔しいです。
勘三郎さんが鬼籍に入った2012年12月は、
猿之助さんは「助太刀屋助六 外伝」に出演しました。
観ていると勘三郎さんに似ているシーンがあり、
びっくりしたのを思い出します。
舞台上、一人で空に語る言葉が、
勘三郎さんに向けられているようにも想えました。
似ていると感じたのは私だけでないようで、
後日、多くの方から言われたと本人も言ってました。
勘三郎さんは観に来てくれていたのだなぁ。。。
今月の歌舞伎座もきっと観にきてくれているに違いありません。
十七世、十八世の追善でもかかった寺子屋です。
上から、ああせい、こうせい言っているのかもしれません。
明日、私も歌舞伎座で拝見してきます。
勘九郎さんの松王丸が楽しみです。
七之助さんの千代、「吹雪峠」の’おえん’もワクワクします。
勘三郎さんの三太で泣いた12月の歌舞伎座を思い出します。
有難うございます。
aya。
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2016.12.06 11:31
2016.12.06 11:22