エノケソ 2
こんばんは。
今晩は姪と二人でお料理。
ものすごく簡単なものを作ったのに、
姪は初料理だったので喜んでいました。
私は先日からゆるい糖質制限を始めました。
ダイエットではなく、体を考えてです。
とりあえず主食とおやつを辞めるところからスタートです。
年末年始は辛そう。。
さて、昨日のお話の続きです。
新右團次さん新右近くんのお練りに感動した後は、
世田谷パブリックシアターへ。
2回目の「エノケソ一代記」です。
accoさんは初見で、猿之助さんの現代劇も初めて。
お芝居は進化していました!
ものすごくテンポアップしていてびっくり。
猿之助さんの歌とダンスがさらに板についてる!
生の歌声を聞かせてくれるところなんて鳥肌でした。
記憶が曖昧で、前回と台詞やシーンが
変わったかわかりませんでした。
でも、お一人お一人の演技が変わってきているのがわかり、
とても面白かったです。
猿之助さんはもうエノケソそのもの。
細かい演技はチョコチョコ変えてますね。
以前から書いていますが、
中日あたりになると力が抜けて演技がフラットになってきます。
初日あたりと全然違う。
それに演技が以前より歌舞伎度が増していました。
台詞の良い方、動き、表情、間合い。
常々おっしゃる、
歌舞伎役者として自分にしかできないことをする。
シャイロックの時もそう。
’雨’の時もそう。
台詞や所作が際立ち、それが個性となり、
ひいては役の特異性に繋がっていくよう。
猿之助さんは歌舞伎以外のお芝居に、
歌舞伎テイストを盛り込んでも不思議なくらい成立させてしまう。
シェイクスピアでも、歌って踊っても。
なんでこんなにすごいのだろう(笑)
悔しいやら、面白いやら。
で、余裕が出てきて。。。
イタズラが始まってます(笑)
アドリブ入れて困らせてますね。
三谷さんともきっと毎日が勝負なのでしょう(笑)
そんな猿之助さんを笑えるくらい受け流すのが、
羊さん浅野さん。
さすがです。
猿之助さん羊さん夫婦がよりいい感じでした!
羊さんに愛が足りないと勝手に思っていましたが、
猿之助さんが甘えているように見えて嬉しかったです。
ホント、仲良さそうでした。
私は、やはりエノケソが、
エノケンを初めて観た時を語るくだりが好きです。
観方が可笑しいかもしれないけど、
やはりエノケソに自分を重ねてしまう。
だからラストの気持ちがすごくわかる。
私だって猿之助さんで人生が変わった。
猿之助さんがファン真理を理解していることに感動します。
そういう対象がいるということなのかな。
ストーリーを知っていても、
さらに惹きこまれてしまいました。
カーテンコールがあり、
accoさんと思いっきり猿之助さんに手を振りました。
有難うをたくさん伝えたかった。
こちらに手を振ってくれた。。。と思うことにしてますぅ。
猿之助さんは、やはり喜劇も似合う。
きっと本人は真面目に演じていると思うけど(笑)
accoさんとアフタートークも盛り上がりました。
一緒に観てくれて有難うございます。
そして、「あらしのよるに」をもう一度観に行きます!
三部ではなく一部をリピートです。
aya。
2コメント
2016.12.15 14:24
2016.12.15 06:38