新春浅草歌舞伎 第二部2
こんばんは。
寒い一日でした。
仕事帰りの電車が、土曜日なのに空いていました。
寒いから家で温かく過ごしている人が多いのかな。
今週は仕事がゆっくり。
また来週から忙しいので中休みといったところです。
明日は仕事がキャンセルになり、
久しぶりの日曜休みになりました。
姪が外泊で帰ってきているので、
お菓子を手作りして遊びに行こうと思っています。
さて、歌舞伎は各座が中日を迎えています。
新橋演舞場は日曜が中日ですね。
来週の観劇は黒塚を集中して楽しむのでワクワクします。
浅草も盛り上がっています。
拝見した「棒しばり」は幸せになりました。
その前の「角力場(すもうば)」「鈴ヶ森」も楽しかったです。
錦之助さんが芯になり、重厚感ある二演目でした。
「角力場」は「双蝶々曲輪日記」の二段目です。
八段目の「引窓」は、三月歌舞伎座でかかります。
その名のとおり力士が登場。
幕開きの相撲小屋の雰囲気が好きです。
当時相撲は、男性しか観ることができなかったそうです。
関取 濡髪長五郎×素人相撲出身力士 放駒長吉、結びの大一番。
長吉が勝ってしまいます。
でもこれは濡髪による八百長でした。
二人にはそれぞれ贔屓がいます。
濡髪の贔屓は与五郎というボンボン。
長吉の贔屓は平岡という悪いお侍です。
与五郎と平岡がお気に入りの遊女 吾妻。
吾妻が原因となり、濡髪が長吉に頼み事がありました。
なので八百長をして花をもたせ、
頼みを聞いてもらおうとするのです。
濡髪は錦之助さん。
登場シーンが大好きです。
体格が大き過ぎて、
小屋の入り口から半分くらいしか見えない(笑)
あんなにスレンダーな錦之助さんのビジュアルが。。。
すっかりお相撲さんになってます。
対する長吉は松也さん。
二度目の長吉らしいです。
若々しくて、挑んでいく勢いに圧倒されます。
濡髪の貫禄に負けまいとして、
背伸びする様子が可愛くて笑いを誘います。
二人の対決は見応えありました。
ボンボン与五郎は隼人さん。
いいではないですか~
濡髪大好きで、濡髪を褒めてくれた人には何でもあげちゃう。
肩を叩かれただけで、倒れてしまうひ弱さ(笑)
隼人さんのこういうお役も好きになりました。
國矢さんとのシーンが面白くてたくさん笑いました。
國矢さん上手いなぁ。
この場面はいつも楽しみです。
吾妻は梅丸さん。
美しさ増してます!
第一部では壱太郎さんの美が目立ちましたが、
第二部は唯一の女方で目立ってます。
隼人さんと仲良くするところは眼福。
美男美女でお似合いでした。
演技の進化も目覚ましいです。
来月の猿之助さんとの絡みが楽しみです。
浅草歌舞伎全体で想うのは、
主要メンバー他の皆様が芸達者なことです。
グッとお芝居が締まり、一段上に持ち上げているよう。
それも毎年の楽しみです。
「角力場」はまさにそうでした。
楽しませていただきました。
有難うございます。
次の「鈴ヶ森」も大勢の雲助さんが大活躍!?
そのお話はまた後日。
aya。
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