TETOTEの力。
こんばんは。
猿之助館長のラストのポーズが好きです(笑)
館長の次の番組「SONGS」にゆずが登場しました。
久しぶりに聞いた’栄光の架橋’に心揺さぶられました。
聞きながらワンピース東京公演を想いました。
スーパー歌舞伎Ⅱワンピースの劇中歌「TETOTE」は、
ゆずの北川悠仁さんが猿之助さんの依頼で作ってくださいました。
舞台と客席を繋ぐ、心と心を繋いでくれた架け橋でした。
ワンピース初演前、
猿之助さんはこの曲を’航海の北極星’と言いました。
曲を聞き、迷いの雲が晴れて、信じるものが見えてきたのだと思います。
ワンピース東京公演の初日。
客席の空気が良い意味で不安定な中(笑)、
宙乗りで「TETOTE」がかかると手拍子が!
私も思わずしてました。
初日はコアな歌舞伎ファンが多く、
この曲で自然と手拍子が起こるのは奇跡的だったかもしれません(笑)
猿之助ファンも多かったので、ノリがよかったのは確かですが。。
後日談として、この初日の手拍子に猿之助さんは喜んだとか。
それは、自然と手拍子が起こるような曲を。。と、
確か猿之助さんが要望を出したからだったと思います。
その後、猿之助さんをはじめ役者さんたちからの要望もあり、
一緒に歌おう、スタンディングしよう、という雰囲気になっていました。
はじめは歌っていなかった猿之助さんも、
宙乗りしながら歌うようになり、果てはエアギターしてましたね(笑)
客席に下りる役者さんたち、
一階最前列や花横に座った時の舞台上の役者さんとハイタッチは、
ものすごく楽しかったです。
ハイタッチで手と手が繋がるのはもちろん、
ハイタッチしなくても皆の心と心が繋がるようでした。
歌舞伎上演中にスタンディングする時が来るなんて
思いもよらなかったです(笑)
宙乗りして歌っている猿之助ルフィの可愛らしさったらなかった。
満面の笑み。
その笑顔に会いたくて劇場に行っていました。
二か月の東京公演、初日のドキドキを超え、どんどん場面が省かれ(笑)
ルフィのキャラも日に日に変わり、
宙乗りシーンが’ファーファータイム’と呼ばれるようになりました。
最初は空席があった客席は二か月目にチケット入手困難に。
二か月もしてくれたから、私の最多観劇回数を軽く超えました。
何度となく猿之助さんたちとTETOTEを歌いました。
いろんな思い出がありますが、一番は東京千穐楽の日。
TETOTEの大合唱の中、未だかつてないほど号泣したこと(笑)
私の目の前で、
役者さん方が肩を組んで歌いながら泣いている人多数。
その歌声がダイレクトに私の体に響き、心を震わせました。
初演が大成功で結ぶことができた安心なのか、
終わってしまう寂しさなのか。。
感謝の歌声でした。
今想っても胸が熱くなります。
私は気持ちの切り替えが早いので、
ワンピース初演は心にしまってあります。
でも曲を聞くと舞台が甦ります。
北川さんを見ただけでも心の蓋が今日みたいに少しずれる(笑)
歌の力ってすごい。
’栄光の架橋’の歌詞を聞きながら、
もしかしたら猿之助さんの心境もこんな時があったのかも。。
と妄想してしまいました。
私のONE PIECEはこの公演でした。
向かう先に光差すのは、
猿之助さんの歌舞伎が生きる力になるからです。
TETOTEをまた皆で歌える日を楽しみに待っています。
aya。
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