松竹座夜の部 1
こんばんは。
猿之助さんの宙乗りは1001回。
新たな記録に向かってスタートです。
さて、旅を綴っていきます。
関空から南海ラピートに乗り難波駅へ。
ホテルが心斎橋方面だったので、
電車で一駅移動をして目指すはインディアンカレー(笑)
松竹座のまわりは混雑していると予想し、
人混みが嫌いな私は心斎橋近くの長堀店に行きました。
これこれ(笑)
役者さん方がSNSによく載せてます。
考えてみたら注文の仕方がよくわからず。。
「ふ、普通のカレーに卵を乗せてください」
噛んだし、声小っちゃくなった(笑)
思ったより量が多くてびっくり!
ルー多めもできたみたいで後悔。
ご飯が多い!
辛い物はわりと平気なので、
辛かったけどスパイシーで美味しかったです。
普通かなとも思う反面、クセになるのもわかります。
また行っちゃうかもしれません。
すっかり完食してホテルへ。
歩き疲れたので少し休み、いざ松竹座へ。
お弁当をデパ地下で。。と思っていたけど、
カレーの存在感がすごくて、軽くサンドウィッチにしました。
松竹座内には食事物が少ないと聞いていたので、
外で買って持ち込みます。
ワンピース以来2回目の松竹座です。
お席は初めての三階席。
最前列からの眺めは良好ですが、
透明な危険防止のプレートが気になる方もいるかも。
私は気になりませんでした。
写真は少し手を伸ばした状態なので、
背もたれに背を付けると花道はこんなに見えません。
でも「怪談乳房榎」は全体を観ることにしているので、
大満足でした。
最初は「野崎村」
何度か拝見しています。
主人公の’お光’が可愛そうで毎回気持ちが落ちてしまう。
ストーリーは苦手かもしれません。
百姓家の娘お光は、養子の久松と祝言を控えています。
しかし、久松は奉公先の油屋の娘お染と恋仲です。
一緒になれないなら心中しようと言っているのを知り、
二人のためにお光は身を引きます。
私のお光のイメージは福助さんです。
福助さんの大根を切っている時のお茶目な感じが忘れられません。
福助さんが出演の時、七之助さんは’お染’でした。
七之助さんのお光を拝見するのは2回目です。
すっかりお光役者になったなぁと貫禄を感じました。
でもちょっと元気ないかな。。とも。
最初の場面はもっとハツラツとした七之助さんの印象だったからです。
それでも美しく可憐で、久松への愛情が全てで。
とってもキュンとしました。
児太郎さんのお染が登場すると、
お光がまた一層可愛くてキュート。
児太郎さんは美しくて、同じく貫禄を感じます。
七之助さんと二人で見応え十分で感動です。
新鮮だったのは久松の歌昇さん。
私の久松は扇雀さんのイメージ。
かなり若返りました。
もてる役もいいなぁ。
最近の歌昇さんは観るたびにいろんな顔をみせてくれて楽しい。
竹三郎さん彌十郎さんが登場すると時代味がグッと出ます。
駕籠かきの猿四郎さんと又之助さんがいい!
それに谷太夫の語りが心にぐっときます。
ものすごく話に入ることができました。
ラスト、お光が身を引きます。
久松とお染を見送り、姿が見えなくなると泣き崩れます。
全ての想いがたまらなく溢れてくる様子に切なくなりました。
泣いている背中にやるせなさを感じました。
しみじみした後は、気分爽快「怪談乳房榎」です!
猿之助さんがいよいよ登場。
aya。
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