深川芸者。

こんばんは。


久しぶりに日曜がお休みでした。

姪たちと水族館に行ってきました。

4才の妹は退院してから人混みは初めてです。


帰りたくない一心で絶対に’疲れた’と言わない頑固者。

’楽しいねぇ、楽しいねぇ’と言う姿にこちらが感動でした。


通院中なので、一日まるまる病院にいる日があります。

帰り道は暗いようで、’青いお空はいいねぇ’と

空に向かって呟いていました。

私も頑張ろうと思いました。



さて、先ほどEテレ「古典芸能への招待」を楽しみました。

’猿若江戸の初櫓’’梅ごよみ’


今年2月に歌舞伎座で上演した舞台です。

梅ごよみは面白くて、もう一度観たいと思っていました。


染五郎さん演じる丹次郎を巡り、

深川芸者の米八、勘九郎さんと仇吉、菊之助さんのバトルが見もの。

そこに許婚のお蝶、児太郎さんも入って四角関係。


バトルの末、ラストに米八と仇吉が同時に言う

「しらけるねぇ」はサイコーにスッキリしました。


深川は江戸の東南(辰巳)にあったことから辰巳芸者とも言うそうです。

’芸は売っても体は売らない’

男性の羽織を着てお座敷に出たのは、この心意気からだそう。

劇中でも’羽織衆’と呼ばれていたのはこのことからです。


男勝りで気風の良さがかっこいい。

私自身が江戸っ子ということもあり、深川芸者に憧れます。


私の一族は皆東京下町育ちで、

劇中の米八と仇吉のようにポンポン会話が飛び交います。


普通の会話なのに口調が喧嘩をしているよう。

どちらかと言うとクロストーク気味。

人の言葉にかぶってく勢いです(笑)


白黒はっきりさせたいし、せっかち。

頑固だけど、後を引かない。

語尾が伸びない(笑)


もちろん全員がそうではないですが、

私の親族の昭和生まれは、だいたいこんなふう。

父兄弟が普通に話しているところに、

知らない人が喧嘩と間違って止めに入ったという逸話もあります。


だから!?江戸の世話物が肌に合います。

中でも江戸の芸者さんのような気風のいい女性は好き。


猿之助さんはピカ一です。

亀治郎時代の’盟三五大切’の小万や、

猿之助になってから演じた’女團七’のお梶はまた観たいです。


来月は歌舞伎座で、深川芸者を笑也さんが演じます。

「名月八幡祭」の芸者美代吉。


美代吉を巡り、三人の男たちが登場します。


貢ぐために全てを失ってしまう新助を松緑さん。

間夫(恋人のような関係)の三次に猿之助さん。

旦那の藤岡慶十郎を坂東亀三郎さん。


猿之助さんの美代吉も観たいけど。。。。(笑)

笑也さんの美貌で三人の男を手玉に取るところも観てみたい。


猿之助さん笑也さんが恋仲というのはヤマトタケルを思い出します。

猿之助さんが立役で間夫だなんて。

今まであったでしょうか????

ドキドキします(笑)


立役に色気が出てきて、

カッコイイなぁと思うこの頃なので期待しています!


名月八幡祭のお話はまた後日。


猿之助さんは今日からお稽古だったとか。

ゆずの音楽にパワーをもらい、

きっと来月に向けて気持ちが切り替わったでしょう。


楽しみです。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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