六月大歌舞伎 千穐楽。
今月の歌舞伎公演は全て千穐楽でした。
おめでとうございます。
歌舞伎座の昼夜に行ってきました。
昼の部は急きょ行くことにしました。
「名月八幡祭」の進化を見届けたかったからです。
千穐楽にいつも思うのは、
ファンが多いから拍手が各所で起こり大きいこと。
25日間上演し続けた全ての方たちに向けた拍手です。
大向うも盛大でテンション上がりました。
名月八幡祭は初日が見る影もなくなりました(笑)
美代吉の笑也さんのセリフのテンポ感が変わってから、
お芝居が一気に進化していきました。
今日観て感じました。
贔屓目かもしれませんが、
猿之助三次がキーマンだったのかな。。と。
猿之助さんと笑也さんとの距離が縮まってきたら、
松緑さんの新助さんとより三角関係が浮き彫りになりました。
猿之助さん次第でお芝居の雰囲気がガラッと変わりました。
初日頃は全員が手探りな感じでしたが、
猿之助さんは手探りというより、
様子を見ているような雰囲気だったのは
笑也さんの変化を待っていたのかな。。。妄想。
猿之助三次は今日が一番好きでした。
怒鳴り方も凄味があり、新助さんが本気でビクッとしているのかと。
何と言っても蹴り方が素敵(笑)
松緑さんはすごく気持ちが入っていました。
きっと心で演技していた。
だから猿之助さんも熱かったのかと。
同じメンバーで再演してほしいです。
全員が息が合って素晴らしいお芝居でした。
「浮世風呂」でも猿之助さんはサイコーでした。
観るたびに感動の記憶が上書きされます。
毎日観てきたわけではないけど、
とても丁寧に踊っているように感じて嬉しかったです。
感謝が伝わる。
いつも以上に体が弾んでいて、
音と体が一体になって、お客がみんな笑顔。
心憎いほど、心を揺さぶられる。
表情と体の緩急自在で軽妙洒脱。
まぜこぜ節の切り替えの冴え。
立役の舞踊でこれだけ歌舞伎座を沸かせることができるのは、
今は猿之助さんしかいません。
胸が熱くなりました。
種之助さんとの相性がますますぴったり。
種之助さんがおもだか屋に染まってた(笑)
スッポンから去っていく’なめくじ’に塩をかけた後、
ちょっと切ない顔をするのがたまらなく素敵。
前回も書きましたが、
中日あたりまでそんな顔をしていなかった。
さっさと退治して終わりだった(笑)
桶の上がり方も微妙に毎回違うし、
この舞踊も進化してきたのだと感動です。
とにかく楽しくて楽しくて。
また観たいです。
「一本刀土俵入」のお蔦は深酒でした(笑)
少し力を抜いてホッとしているよにも見えました。
猿之助節全開の独り言も面白かったです。
お蔦は当たり役と信じています。
高麗屋さんとの共演でまた進化しました。
合わせている様子を感じて感動です。
猿之助さんの声は少し疲れていて、
おわら節を聞きながら25日間を想い感謝しました。
チームワーク抜群の座組。
出番が少しの方も全員が光っていました。
今日は船頭、船大工さんたちにも
大きな拍手が起こり胸が熱くなりました。
猿之助さんや若手の進化を目の当たりにできて嬉しかったです。
未来への期待に繋がりました。
楽しませていただき有難うございました。
友人とのおしゃべりも楽しく、
大阪の「cafe Teクノ」のハンドタオルいただきました!感謝!
いつデビューさせよう。
aya。
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