一世風靡。
こんばんは。
昨日は巡業がすべて千穐楽と書いてしまいましたが、
東コースは今日でした。すみません。
明日からは弥次喜多のお稽古が始まるようです。
いよいよ夏の風物詩、納涼歌舞伎が始まる空気になってきました。
今日は健康診断&飲み会でした。
夏の行事!?の健康診断は毎年同じ病院でしています。
もう手順も慣れたものでサクサク終了。
採血は何度しても慣れませんが。。。
下町の病院だからか(笑)
駅までの循環バスの運転手さんが、
普段止まらないところで止まって降ろしてくれた(笑)
親切に感謝です。
そして、夜は飲み会。
ここ2~3年で知り合い、お友達になった遊び仲間。
20名集まった!
主婦だったり、仕事をしてたりいろいろ。
仕事の話は一切なしで、歌舞伎ファン同士でもない。
正直言うと、一人一人詳しいことはあまり聞かない。
居心地いい仲間。
同世代も多く、学生時代の話で盛り上がりました。
ことのほか盛り上がったのが「一世風靡SEPIA」の話(笑)
若い方は存在すら知らないと思う。。
小学生の頃、「劇男 一世風靡」という
ストリートパフォーマンス集団が渋谷のホコ天に登場。
その集団から「一世風靡SEPIA」という
ユニットが誕生しファンになりました。
SEPIAの中には哀川翔さん柳葉敏郎さんがいました。
哀川翔さんのファンになり、ホコ天に見に行こうと決意。
当時、時代劇も好きで真田広之さんのファンでもあり、
かなり渋めな好みでした(笑)
中学生の時にホコ天のパフォーマンスを観た時の
感動ったらありませんでした。
一緒に話していた友人たちは皆、その存在を覚えていて、
LPレコードの中の曲名を言える人もいた(笑)
でも渋谷まで行ったことがあるのは私だけでウケた。
ヤンキーだったのかと聞かれたし(笑)
今考えると中学で演劇部に入ったのは、
一世風靡の影響があったかもしれません。
渋谷にも行きながら、
劇団四季やジャパンアクションクラブの公演も時々ですが見ていました。
お小遣いやお年玉をいつも使い果たしていたけど、
親からの援助でも楽しんでいたと思うので感謝です。
でもそんな熱は高校生になると三宅裕司さんのSETに移った。。
と言ったらまわりが一斉にコケました(笑)
男臭い世界から、コメディに。
時は小劇場ブームでした。
野田秀樹さんも話題でしたが、
私は寺脇康文さんがいるSETにぞっこんになりました。
笑えて、ダンスもありアクションもある。
きっかけは三宅さんがパーソナリティのラジオ「ヤンパラ」
そのトークが大好きで舞台も観るようになったのです。
高校も演劇部だったので、仲間と公演の度に足を運びました。
文化祭でコメディを上演しようとしたら他の学年に反対され、
「第三舞台」の脚本を上演したことがあります。
脚本決め、装置作り、照明、音響。。
それらを考えることが演技よりも好きでした。
飲み会の話題は一世風靡のことだけですが、
懐かしい思い出がどんどん繋がっていきました。
思い出が積み重なって今の私があるのだと実感しました。
歌舞伎に出合うのも、猿之助さんに出逢うのも必然だったと。
一世風靡SEPIAの歌「前略、道の上より」は大好きでした。
歌詞の一部です。
波が続く様に 時の刻みも又続く
風も吹き止まぬ 時の刻みも打ち止まぬ
やれこれと返す事のべの中で
何が生きてゆく 証なんだろか
今読むと深い(笑)
楽しい一日でした。
有難うございました。
aya。
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