インタビュー。

こんばんは。


今日で今月の巡業が千穐楽でした。

観ることできませんでしたが、

出演者の皆様の旅の様子に癒されました。

有難うございました。


そして昨日は隅田川花火大会でした。

私が毎年ドキドキするのは、

夜の披露宴が結び、帰宅する時の電車の混雑具合です。


家の方向がそちらなので(笑)

司会をしている間に大雨が降り、

それでも開催したということを知りルートを変えて帰宅。

小雨になっていました。



土日に3件の司会がありました。

全てにゲストインタビューがあり、頭が披露しています(笑)


でもこのインタビューは好きな場面です。


最近は友人のスピーチや余興が減ってきているので、

ゲストの声がマイクを通して聞こえない披露宴が増えてきました。


スピーチなど、予め頼むのが申し訳ないのかわかりませんが、

サプライズインタビューは相変わらず減りません。


新人の頃は苦手でした。

初めて会った人に短時間で何を聞けばいいのか???


披露宴での基本は、司会者がテーブルをまわり、

突然マイクを向けてインタビューし新郎新婦のことを聞くのです。


だいたい4~6名くらいのことが多く、一人1~2分目安です。

時間も重要です。


相手は緊張してるし、私も緊張してるし(笑)


新郎新婦との関係性を取材しておき、

当時の話を聞き出し、ラストはお祝いのメッセージで締めます。


相手は緊張をしていて何て答えるかわからない、

へんなことを引き出して新郎新婦を怒らせたらどうしよう。

不安の方が大きくて、正直、毎回お腹が痛かったです。


好きになったきっかけがありました。


従妹の披露宴の司会をした時です。

従妹の母の口癖が「この子は何にも話してくれない」

私は叔母さんのその言葉を聞いて育ちました。


披露宴でたまたまゲストインタビューをすることになり、

それぞれの時代の友人や上司同僚たちが知る従妹を

どうにか引き出そう、叔母に聞かせてあげたいと考えました。


身内の司会ということで、少し気楽だったのも手伝い(笑)

普段だったら躊躇する、ツッコんだ質問をしたら、

ゲストもノリノリで色々と話せる範囲で話してくれました。


質問している私が笑っちゃう場面もあり、

従妹だから「普段はそんな顔見せないのに!」なんて素も交えて。


新郎側の方もその空気を感じてくださりノリノリでした。

必死でしたが、私も楽しかったです。


披露宴後、両家の両親に一番お礼を言われたのは、

このインタビューの場面でした。

身内贔屓も含まれると思うけど、素直に嬉しかったです。


そして、こういう感じですればいいのかな。。。


それまでは、新郎新婦に対してだけの回答を求めていましたが、

家族親族含め、他のゲストが楽しい、

そして、こんな一面があったのね。。。

と新郎新婦を知る機会になってくれればと考えるようになりました。


できれば会場全体を巻き込みたい(笑)

最近はそんな欲まで出てきています。


だから、そうするにはどう展開していくかを

頭で考えるようになりました。


事前に新郎新婦に聞くことは、

関係性、その人のキャラ、最近のトピックスなど。


ゲストへの最初の質問は出会った当時のことからですが、

次の質問内容は基本的にノープランで臨みます。

答えから二問目に繋がるようにしていきます。


ただ、展開は想像します。

この方は、こういう方向が楽しそうだな。。とか。

でもマイクを向けた瞬間に感じる時があり、

全く違う方向に行ってしまうこともあります。


大事なことは、

新郎新婦のことを知りたい気持ちだと思っています。

それはインタビューするゲストを知っておくことより、

打ち合わせ時に新郎新婦の話をよく聞くことが役立ちます。

そうすると次から次へと質問が湧いてくるのです。


二人が大事だと思っているエピソードや、

何気なく話していた事柄が引き出せたら嬉しいです。


相手は突然指名されることがほとんどなので頭真っ白です。

緊張が痛いほど伝わってきます。


なので良い意味で質問攻め(笑)

答えに詰まれば、すぐに違う話題に切り替えます。


インタビューは司会者それぞれだと思いますが、

私にとってはとても頭を使う場面です。

時計をさりげなく見ながらしますし。


毎回ライブなのでドキドキです。

上手くいかなかったなぁと思うこともあります。

逆に私がツッコまれて大爆笑の時もありました。

面白すぎて、ゲストと顔を見合わせて笑っちゃったことも。


トークショー等で進行役の仕事もしたことがありますが、

一人と長時間トークを展開することも大変です。


披露宴のほうが特殊かもしれません。

私には短時間集中型が合っているかも。


好きになるきっかけをくれた叔母には感謝です。


この土日はそんなことを思い出しました。

また来週も頑張ろう。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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