ワンピース&インド&歌舞伎。
今日は歌舞伎座が千穐楽でした。
おめでとうございます。
昨日、拝見した「マハーバーラタ戦記」
再演してほしいなぁと思います。
すごい歌舞伎が誕生したなぁという余韻に浸っています。
ゆっくり思い起こすと’歌舞伎の底力’を想います。
作り上げたチームの皆様のご苦労は計り知れません。
感謝しかない。
今も体の内側からじわじわ感動が湧いてきます。
あんなに新作をのめり込んで観たのは久しぶりでした。
猿之助さんが以前言っていた’歌舞伎って瑞々しい’
という言葉を思い出しました。
歌舞伎にしかない’変わらないもの’
いつの時代であっても、外国の方であっても、
新鮮に感じるものを歌舞伎は持ち続けている。
インドの叙事詩でもONE PEACEでも受け入れてしまった。
歌舞伎の’変わらないもの’が’底力’なのだと思いました。
そういえば猿之助さんはインドに行きたいって言ってたな。。
なんて思い出す(笑)
改めて思ったのが。。歌舞伎の人間力。
歌舞伎の底力を体現してしまう人間の力。
菊之助さん七之助さん松也さんのパワーに圧倒されました。
また新たな三人の一面を観てしまった。。
どうしてこんなに心を切なくさせるのか。
それが呼応するのか、
舞台上のあらゆる人、物、空気まで熱かった。
音楽、道具、光、衣装。。
全てに生命を感じて生きて呼吸をしているようでした。
役者さんはもちろん、スタッフの皆さんの想いが全てに宿っているよう。
それを感じるから、とてつもなく感動するのです。
これはワンピース歌舞伎もそう。
猿之助さんは最新の技術を使う。
それは歌舞伎の’変わらないもの’を信じているからだと思う。
そして、それを実現させるのは人間力。
マハーバーラタを観ていたら、
全く違う歌舞伎だけど、
同じ手法だったり、音楽や附けの使い方だったり。。
ワンピース歌舞伎が頭をよぎる瞬間がありました。
歌舞伎の工夫を世界観を違えて魅せているのが、
二つを観るとよくわかります。
ワンピースも人間力が魅力だと信じています。
最新の技術を生かすも、
そうでなくするも人間なのだと思う。
猿之助さんは役者全員を埋もれることなく輝かす。
マハーバーラタ戦記を観て、ちょっと悔しかった。
もっともっとワンピース歌舞伎も熱くなるはず。
手と手をとって熱っぽい舞台を!
それには私ももっと熱く応援せねば。
今、私も燃えています(笑)
マハーバーラタ戦記をご覧になった皆様、
ワンピースも是非観てほしいです。
両方を観たからこその楽しみがあると思います。
来週も熱く応援します!
台風来ないで~
aya。
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