映画館で髑髏城。

こんばんは。


今年一番の冷え込みです。

今日からお仕事モードになりました。


歌舞伎座前で友人と偶然出会い、

木挽町広場で甘酒を一緒に楽しみました。

温まりました。


昨日は、歌舞伎座から映画館にハシゴしました。

初体験のライブビューイング。

友人に誘われて急きょ参戦。


「髑髏城の七人 上弦の月」を観てきました。

実際の公演を中継して映画館で見せてくれるのです。


夏にSeason鳥を生で観ましたが、

その後は次回の「修羅天魔 Season極」まで待とうと、

チケットは買っていませんでした。


でも、髑髏城の早乙女太一さんが大好きな私は少し後悔。。

この手があったかと友人に感謝。


★内容に触れますのでご注意を。



いやいやいやいや、若い!

捨之介に福士蒼汰さん、

無界屋蘭兵衛に三浦翔平さん、

天魔王に早乙女太一さん。


鳥は捨之介が阿部サダヲさんだったから(汗)


三人がアップになると、お肌がツルツル。

アニメというか三次元を観ているような感覚。


鳥の熟練の味もよかったけど、

若い髑髏城ってこんなふうになっちゃうの!?

とびっくりするぐらいスクリーンを超えてパワーが伝わった。


こんなにしゃべって走って戦って。。

カーテンコールの爽やかなこと(笑)

すぐにもう一回できそう。。


共演している高田聖子さん渡辺いっけいさん市川しんぺーさんなど、

先輩役者さん方が負けずに熱かったのも感動でした。



ストーリー本体は同じだけど、角度が違う。

五月女太一さんの圧巻のダンスシーンからのスタートは、

度肝を抜かれました。

天魔王誕生から始まる。


天魔王は森山未來さんが心から好き。

太一さんはダイナミックで熱い、どこか儚げな天魔王だった。

どんどん大きな役者さんになっていきますね。


殺陣は相変わらずサイコーにエキサイティングでした。

歌舞伎役者がそうであるように、

この方だけ、どこを切り取っても絵になる。速い。

剣先まで生きている。


太一さんの天魔王の殺陣に、

三浦翔平さんがどこまでいけるのかが楽しみでした。


すみません、正直期待していなかったのですが。。

翔平さんがすごかった!


TVドラマの爽やかイケメン青年のイメージしかなったけど、

蘭兵衛の狂気は恐ろしかった。

そこに色気があるから末恐ろしい。

哀愁も漂い、すごい才能を見てしまった。


殺陣は経験あるのか知りませんが、

身体能力が高く、蘭兵衛のソロの立廻りでは、

殺陣フェチの私も興奮したぐらい速く美しかったです。


太一さんとの対決も魅せてくださり、

体ごと、魂ごとぶつかっているのが眩しかったです。


翔平さんには今後、時代劇に出演してほしい(笑)


福士蒼汰さんは主役を演じる星のもとに生まれた王子みたい。

舞台初出演とは思えぬ度胸。


長身を生かしダイナミックな所作と殺陣は、

これからの可能性にワクワクしました。

とにかく華がある!そして、何なのあの笑顔は!


スクリーンであの笑顔を見た友人はのけ反ったくらい(笑)

惚れてたよ。


鴈鉄斎のしんぺーさんとのアドリブシーンは、

慣れない蒼汰さんをしんぺーさんがうまーくリードしてた。

蒼汰さんが素で笑うのを引き出して上手かったです!


まだまだ語れるほど三人はすごかったけど、

兵庫の須賀健太さん、霧丸の平間壮一さんが、

ノーマークだっただけにすごく感動しました。


須賀健太さんはお顔を見て思い出した。

子役で香取慎吾さんのドラマに出ていた子。

こんなに大きくなって!

それにハートが熱いし、人の心に届く演技をする。


兵庫のラストにいつも泣かされます。

高田聖子さんとの年の差カップルもいい。

兵庫サイコーでした。


平間壮一さんを知らず。。。

舞台で大活躍の方なのですね。


沙霧という女性の役が、

設定そのままに男性になっていました。

捨之介とは愛ではなく友情の物語になっていました。

後半はこの友情が軸になり、爽やかに魅せてくださいました。


いっけいさんが素敵でした。

NHK「精霊の守り人」で立廻りを見てびっくり。

すごく重厚な太刀筋。

舞台でもすごい気迫で圧倒されました。

眼力が誰よりもありました。


服部半蔵の安田桃太郎さんの殺陣もサイコー。

他、ワンピース初演メンバーも出演で嬉しいです。



曲がメンバーに合っていたし、

全員がダイナミックに豪快に生きていました。


良い意味で青春ドラマのようにキュンとして爽快。

壮大な歴史をバックに、闇よりもどこか光が見える。

とてつもなく感動。


メンバーが若いからなのか、映像の特権だからか。。

アップが多いのは少し残念でした。


立廻りは少し引いてほしい(笑)

殺陣がもっとしっかり観たかったです。

それに新感線の殺陣は速いから追い切れてなかったような。

そこだけ消化不良です。


あぁ。。でも太一天魔王の「務め、ご苦労」が観られて本望です。

この場面が一番好きです。


幸四郎さんの百人斬りが生で見たくなりました。。



生で観劇するのは春の「修羅天魔 Season極」までお預けです。

なんといっても福士誠治さんが楽しみです。


上弦の月は2月20日、下弦の月は2月21日が千穐楽です。

ケガや風邪に気をつけて全員でゴールを。


有難うございました。




aya。





aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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