神田祭。
こんばんは。
昨日のミゾレはびっくりしました。
披露宴ではガーデンで行うイベントが全て屋内に変更。。
新郎新婦は想定外のお天気に、
悲しむどころか、観念して楽しんでいました(笑)
お天気がよくない時のパーティは、
お客様が盛り上げようとしてくださり、
より一層の一体感を生むことがあります。
昨日も会場内は温かでした。
春分の日を迎え、
ひと雨ごとに春が近づいてきます。
今月の歌舞伎公演もあと少しです。
歌舞伎座を拝見してから少し経ってしまいましたが、
「神田祭」の感想を綴っておこうと思います。
仁左衛門さん玉三郎さんペア。
歌舞伎界最強ペア。。その自然体に見えるお二人の空気感は、
言葉では言い表せません。
必要最低限の動きで(というふうに見える)、
どうしてあんなにも溢れるほどの表現ができるのでしょう。
ニザ玉時代全盛期を知らない私でも、
何だか妙にトキメいてしまう。
歌舞伎を初めて観た時のように、
本当に男性同士なのか。。。と今さらながら心で笑ってしまった。
それでもやはり本当の男女ではこうはならないだろうな。。
とすぐに思い返しました。
生々しい感じになってしまうかも。
お二人の舞踊だからこそ、
変かもしれないけどファンタジーにも感じます(笑)
江戸っ子の踊りだけど夢見心地。
頬を寄せ合うのなんて、こちらが照れるし(笑)
それに、改めてお着物って素敵!と
役者さんが美しい所作だと感動もひとしお。
猿之助さんだったらどんなふうかな、とも思う。
立役女方どちらでも観てみたい。
清元の「神田祭」も堪能。
気にしていませんでしたが、
演目が発表された時は「お祭り」でした。
いつしか「神田祭」に変更になっていました。
清元一太夫さんのblogによると、
申酉や神田祭など祭り物の総称を「お祭り」と呼ぶそうです。
鳶頭だけが出る場合は「申酉」を、
芸者さんが出るときは「神田祭」を演奏するとか。
そういえば、三津五郎さんで「お祭り」を拝見したことあるな。
’延寿會’で菊之助さんが躍ったのも「お祭り」でした。
私はとにかく楽しむ専門なので、
続けて観ない限り理解できそうにありません(笑)
仁左衛門さん玉三郎さんの世界を楽しみながら、
三津五郎さんや勘三郎さんを想い出していました。
幸四郎さんが染五郎時代に踊った時もカッコよかったな。
ウキウキして楽しい舞踊です。
今月はうっとりと魅せていただきました。
まだご覧になっていない方は是非。
27日までです。
有難うございました。
aya。
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