ワンピース大阪公演 1

こんばんは。


とっても楽しかった2日間でした。


初演時から何度も観たワンピース歌舞伎。

でも1回も同じ気持ちになったことはありません。


猿之助さんがおっしゃるように、舞台は一期一会。

お芝居は生ものですし、私の心の状態もその都度違います。

今回も格別に思い出になるワンピース。。猿之助ルフィでした。


やっと会えた。


そのひと言に尽きます。

猿之助ルフィの声が懐かしいセリフとともに聞こえると、

心拍数が上がり、脳とか目とか心とか一気に開く感じ(笑)


姿が見えたら、それまでのことが吹き飛び私も笑顔になれました。

泣くどころか、気持ちが弾んで弾んで楽しくて。


猿之助ルフィは優しいオーラで、

力みが全くなくて、東京公演の時とは印象が違いました。


何だろう。。

お芝居だけでなく、お客まで包み込んでしまう大きな存在になっていました。

お客も’仲間’。。そんな一体感ある空間にとても感動でした。


それでもやっぱり私は泣いた(笑)

’開放骨折’の言葉を猿之助ルフィから聞いたら、

どっと泣けてきた。笑えなかった。


そのセリフのお陰で、

そのことを乗り越えて猿之助さんの’今’があるのだと過去が甦り、

我慢していた今までの想いを一気に開放できました。


猿之助さんの方が辛いから。。と私は我慢していました。

目の前で本人の言葉を聞いて、

溜まっていた何かを吐き出すことができたのかもしれません。


そうしたら、その後は嬉し涙になりました。


全力の「治ったー!」が聞けて嬉しかった。

宙乗りをしながら笑顔全開で歌っている猿之助さんを見て、

この笑顔に逢いに来たのだと幸せでした。


TETOTEをまた一緒に歌える。


猿之助さんって本当にすごい。

イワ様の’奇跡は諦めない奴の頭上にしかやってこない!’

奇跡は猿之助さんの頭上にやってきたのだなぁ。


三幕目は、エースの死から星が浜、エンディングまで、

ルフィの言葉が猿之助さんの言葉に聞こえて、

ボロボロ泣きました。


言葉の響きがとても優しくて温かくて驚きました。


ハンコックはまるで女神のよう。

猿之助さんの女方の可愛らしさたっぷりです。


サウザンドサニー号の先端の猿之助ルフィは、

今までの表情と全く違っていました。


ワンピースを表す船の手話をする時、

あんなに幸せそうなお顔をするとは。


この方は真の舞台人。

舞台で生き続ける。


果てしない孤独に耐えうるのは、

きっとこの瞬間があるからなのかな。

妄想は尽きません。それが魅力。


初めて見る猿之助さんの表情にますます惹かれていく。

そのお顔を見ることができて私は幸せでした。


カーテンコールで幕が開くとホッとしてまた泣ける。

ひと際楽しそうに歌っている猿之助さんに笑えるし。。忙しい(笑)


全員が揃った時の客席との一体感は鳥肌もの。

そして猿之助さんの気持ちが私にも伝わりました。


変わらず猿之助ルフィは未来の希望でした。



私のお隣は品のあるお婆ちゃまでした。

初めてワンピース歌舞伎を観にいらしたそう。

ポンチョを不思議がっていたのをきっかけに仲良くなり、

楽しみ方を聞かれて伝授(笑)


三幕目が始まる前でしょうか。

突然、お婆ちゃまが「あなた、輝いてる」と言ってくださった。

ニコニコしながら。


うわっと涙が出そうになり、

慌てて笑いにもっていっちゃったけど。。


知らない方にそんなことを言われるのは初めてで、

昨年から色々ともがいてきたので、

私の進んでいる道は間違っていないのだと嬉しくなりました。


この方は神!?(笑)

この日お隣になったご縁に感謝なのでした。

猿之助さんのおかげです。


旅の最初から結びまで、

楽しいこと尽くめでした。


来るべくして来たのだなぁと感じることができました。


お席は2列目ほぼセンター。

タンバリンはラッキーカラーのブルーを購入。

一緒に盛り上がれて楽しかったです。

猿之助さんはピンクでしたけど(笑)


お芝居もまた変わっていましたね!

感想はまた明日に。


旅の話もゆっくり綴っていきます。





aya。



aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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