いざなう音楽。
こんばんは。
先週末、続けてきた司会の仕事が全て終了しました。
有難うございました。
とりあえずしばらく休みますが、
いつか違うスタイルでのんびりと司会ができたらいいかも。
でも全く違う世界へ行きたいという夢ができました。
それに向かって楽しく生きていきたいです。
なので。。。気持ちが晴ればれしています!
今は猿之助さんに向かってまっしぐらな感じです(笑)
今日まで尋常ではない忙しさでした。
ワンピース歌舞伎は300回を迎え、
寿猿さんは88才米寿を迎え、
猿之助さんはblogを更新し、
嬉しいことがたくさんありました。
お祝いムードなSNSに元気をもらい、
何とか乗り切ることができました。
御園座の感想を綴ります。
劇場入口横の演劇図書館には右近ルフィの写真が飾ってあります。
終演後は筋書の販売が終わっていたので、
私はここで購入しました。
新しい劇場は音響照明の設備が素晴らしくて、
いつもワクワクします。
博多座のワンピースは天下一品でした。
昨年秋の新橋演舞場にはワンピース用のスピーカーが設置され、
耳に痛くない(笑)サウンドに感動しました。
御園座も素晴らしいですね。
オープニングの映像から心地いい。
大音量でも耳に痛くないのが私の理想です。
初演時から各劇場で聞いていますから違いは何となくわかります。
ファンの皆様もそういう方は多いと思います。
音響がいいと、声が負けてしまうことがあります。
二階席後方は天井が下がっているからか、
声の届きが悪いように思いました。
猿之助さんと右團次さんだけはっきり聞こえました。
他の方はセリフを知っているので聞こえますが、
初見のお客さんは言葉が聞き取りにくかったかもしれません。
次回はどう聞こえるか楽しみです。
音や曲を語るほど詳しくないのですが。。
音楽を担当しているのは藤原道山さん。
主題歌ゆずの「TETOTE」をアレンジした曲が随所で流れます。
初演時、道山さんのエピソードは皆様承知かと思います。
先日、右近さんのラジオ番組に道山さんがゲスト出演なさり、
ご本人から直接聞くエピソードは感慨深いものがありました。
猿之助さんからのリクエストは常に「派手に!」
また、三味線は使わないでほしい(時代が特定されてしまうから)、
邦楽器はあまり使わないでほしい、
と、尺八奏者の得意技を封じられてしまったのは衝撃だったそう。
「もっと派手にしてほしい」と言われたこともあったようで、
道山さんは「ここまで派手で果たしてよいのか」と。
でも、芝居と合わせると、これがハマっていたのでびっくり。
猿之助さんが自分の想う以上のものを引き上げてくれたとおっしゃっています。
猿之助さんは、音楽を聴かないと物語が作れないと言い、
道山さんから曲があがってくるのをひたすら待っていたこともあったそう。
右近さんは、音にひっぱられながら演じているのを
ワンピースでも実感しているそうです。
元来、歌舞伎はそういうふうに育ってくる、と。
道山さんの音楽的お気に入り場面は、
白ひげが亡くなるシーンやシャンクス登場らしいです。
皆様もそれぞれお気に入りがあると思います。
私はオープニングとエンディングかな。。。
音楽の力は偉大です。
ワンピース歌舞伎のすばらしさの一つは音楽だと思う。
曲を聞けばシーンが浮かぶし、
観た自分の感情も思い出す。
TETOTEは何回でも一緒に歌いたい。
その中でも忘れられない2つのシーンがあります。
初演時の東京千穐楽。
一階席前方でした。
歌の途中、出演者が舞台中央に集まり肩を組み歌う場面です。
役者さんたちが泣いていました。
それを見て号泣(笑)
もう一つはもちろん、先月の松竹座の猿之助ルフィ。
一緒に歌える日がこんなに早く訪れるとは。
嬉しくて泣いた。
猿之助さんはTETOTEを北極星と言いました。
それは今でも変わらないのだと想像します。
私にとっては猿之助さんが北極星。
そこを目指せば面白いことがあるに違いない。
力をもらえるに違いない。
そう信じています。
ワンピース歌舞伎はあと10回。
その世界観を味わっていない方は是非に。
まだチケットある日があるようです。
私も週末を楽しみにしています。
aya。
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