8月の歌舞伎。
こんばんは。
今週から仕事が始まっています。
立秋を境に台風の影響で気温が下がり、
いろいろな場所の冷房が辛いです。
体が重い日が続き、
しばらく早めに休んでいました。
やっと復活です。
明日は歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の初日です。
今日は歌舞伎座の大間で記者会見がありました。
猿之助さんは3年連続で納涼歌舞伎に出演です。
それまでは出演はありませんでした。
私が知っている亀治郎時代の8月は自主公演「亀治郎の会」の月でした。
今でも多くの若手役者さんが自主公演をしていますね。
私が初めて歌舞伎を観たのが2008年「亀治郎の会」
歌舞伎に興味があり、
翌月9月に友人に歌舞伎座に連れていってもらうことになっていました。
その予習として何かないかと調べると、
テレビで顔を知っていた亀治郎さんの公演があることを知り、
国立大劇場の一番お安い席が2000円くらいだったこともあって(笑)、
急きょ行くことにしたのが私の人生を変えました。
「俊寛」「京鹿子娘道成寺」
道成寺の花子を踊る亀治郎さんにノックアウト(笑)
初めて生で観る歌舞伎役者さん。
受け継がれる’血’を感じ、
役者さんだけでなく、舞台上にあるすべての物、音に生命を感じました。
千穐楽だったからか、
アンコールはスタンディングオベーション。
地鳴りのような拍手と歓声。
それに応える亀治郎さんの感無量なお顔。
花道の真ん中までやってきて、二階席以上のお客にも感謝を届ける姿。
今でも鮮明に憶えています。
心が救われました。
そして、何だか人生が楽しくなった。
あれから丸10年です。
8月になると毎年思い出します。
当時から歌舞伎座では納涼歌舞伎を実施していました。
勘三郎さん三津五郎さんが作った歌舞伎座の夏。
そこに猿之助さんが出演する日が来るとは、
3年前までは全く思っていませんでした。
もし、まだ歌舞伎を観たことがない人がこの文章を読んでいたら、
試しに一度行ってみてほしい。
私のように人生が変わるかもしれません。
今月は若手の自主公演や勉強会、
歌舞伎座では「納涼歌舞伎」、
そして新作歌舞伎「NARUTO」があります。
お値段もいつもより比較的お安いので、
チャレンジするには抜群のタイミングです。
今年の私は勉強会などには行けませんが、
歌舞伎座は一部から三部全て、NARUTOにはもう一度行きます。
観劇は少し先です。
台風に負けずに初日が盛況でありますよう祈っています。
夏は歌舞伎で納涼です。
aya。
2コメント
2018.08.08 22:27
2018.08.08 15:25