講談にも。

こんばんは。


歌舞伎座はあと1日。

千穐楽おめでとうございます。


福助さんの復帰のお姿、

児太郎さんの雪姫はとても感動的でした。

有難うございました。



突然ですが、

松之丞さんの講談を体感したくて、

今日「ぎんざ木挽亭」のチケットを取りました。


以前、歌舞伎公演に講談師さんが共演していたことがあり、

いつか聞いてみたいと思っていましたが、なかなか。。


馴染の歌舞伎座ギャラリーで行われると聞き、

これは!と思いました。


また、以前のインタビューで松之丞さんの印象的な言葉をみつけました。


猿之助さんにインタビューをしたことがある記者が、

猿之助さんの話を引用し

’翌月を台本を読み始めるとその月のセリフを忘れる’

と言っていたが、講談師はどうなっているのか?と。


松之丞さんは、脳の使い方が違う。。と。

歌舞伎役者さんは一か月分のセリフがぴったり入るように

脳が働いている。。と言っています。


「一か月完全固定脳」と表現したのです。

これって面白い考え方だなぁと思いました。


ちなみに講談師さんは、

「一軍、二軍、三軍」と分けてタンスにしまっておくイメージだそう。

滅多に使わない三軍の講談も忘れることはないそうです。

いつでも引き出しは開けられるようにしておくのですね、すごい。


で、ちょっと腑に落ちたことがあるのです。


私は司会者としての脳の使い方をしていたのだ!と(笑)


友人にたびたび聞かれたのが、

一日に二件の披露宴を二日も三日も連続で司会をして、

よくお客の名前を間違えないね~


間違えないの?

不思議なんですけど、間違えないのです!


これは語弊があるかもしれないのですが、

瞬間で忘れちゃうのです。


一件が終了すると、

すぐに次の披露宴に頭も心もシフトしなければならず、

そういうことを繰り返しているうちに、

忘れることができる能力がついていたのだと思います。


披露宴の進行は、そんなに大幅に違いはありません。

だからこそ間違えないように危機感しかないのです(笑)


私は忘れっぽいのかとも思っていましたが。。

これは脳の使い方だと納得した、というか、

そういうことにしたいです(笑)


補足すると、

お休みになるとじわじわ思い出してくるものなのです。




来月の楽しみが増えました。

松之丞さんに魅せられてしまうのでしょうか。




aya。



aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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