男の純情。

こんばんは。


今日までお休みでした。

体をゆっくり休めることができました。


昨日は猿弥さんが出演している「男の純情」を見てきました。

新宿の紀伊國屋ホールです。


この劇場はかなりの老舗ですが、たぶん初めて入りました。

時代を感じるレトロな劇場です。


この劇場の雰囲気がなんともお芝居にマッチ。

躍動感があるわけではなく(褒めてます!)、

自分よりひと世代上のオジサンたちがわちゃわちゃやってた(笑)


笑えるというよりクスッと可笑しい。

そして、猿弥さんはやはり猿弥さんで、サイコーなのでした。



3人の50代男が、

付き合っていると信じている若い女性の部屋で鉢合わせ。


妻子持ちだったり、独身だったり、職業もそれぞれ。


宇梶剛士さん山崎銀之丞さん、そして猿弥さん。

キャラクターがバッチリはまっていて面白かった。


身長190㎝という宇梶さんの高圧的なところ。

イケメン銀之丞さんのスマートそうで、そうでないところ。

見るからに面白く面倒くさそうな猿弥さん(笑)


最初は戦々恐々としていた雰囲気が、

どれだけ貢いだ自慢とか、自己紹介とかしているうちに、

いつしか仲間意識!?みたいな感情が芽生えてくる。

ラストは仲良し3人組みたいに見えました。


問題の若い女性は登場しません。

男たちの口からキャラクターが語られるので妄想するのみ。

部屋にはアコギ、派手な下着やワンピース。

相当に若い(笑)


猿弥さんの洋服姿は新鮮。

私が観てきた中で、ありそうでなかったキャラクター。


身体能力はさすがでした。

時々転がっていたけど、素早かった(笑)

どんどん話の中心になっていったのは嬉しかったです。


喜劇役者だなぁ。。。

活躍が嬉しくもあり寂しくもあり。


大阪松竹座にいなかったことは、

改めて存在の大きさを感じていました。


これではますますオファーがきてしまいそう。

そのくらい猿弥さんが魅力的でした。


三人の息がぴったりで、

ベテラン揃いなので安心感ある。

私には良い加減のお芝居でした。


見ながら、これは純情なのか?(笑)

と思わないでもないのですが、男の人のことはわからない。


このお話を女優versionで上演したことがあるそう。

それも観てみたいと思いました。

もっと嫉妬の嵐になりそうだけど。



紀伊國屋ホールでは1日まで。

その後は東京を含めた地方公演もあります。

詳細は’トム・プロジェクト’のHPでどうぞ。


当日券があるようです。

お時間ある方は是非に。


楽しませていただきました。

有難うございました。



aya。





aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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