「二代目 中村吉右衛門 写真展」

こんばんは。


歌舞伎座夜の部の三階席のチケットが無くなってきています!

法界坊が評判を呼んで、売れてきているのだと信じてます。


昨日、中村屋ファミリーのドキュメントを楽しみました。

あれは泣きます。。

改めて勘三郎さんを観て、その存在の大きさに驚きました。


歌舞伎座さよなら公演の助六の通人。

客席で観ていた時の匂いやザワつきが甦りました。

法界坊は映らなかったけれども、

今月の猿之助さんと勘三郎さんの違いを感じます。

勘三郎さんも猿之助さんの舞台を観ていてくれているかな。



さて、今日は仕事の合間に吉右衛門さんの写真展に行ってきました。


歌舞伎座から5分くらいの銀座四丁目付近にある

’ミキモト銀座四丁目本店’の7階ミキモトホール。


19:00まで楽しめる(11日のみ17:00まで)ということで、

18時過ぎに到着。


こじんまりとして上質な空間です。

入口に上の写真がドンと展示してあります。

ここだけ撮影OKです。


和紙にプリント。。イメージが湧かないまま訪れました。

でもこの写真を見て、すごい!と和紙のスケールと風合いに感動。


1.1×2.4メートルの手すき伊勢和紙で

約30枚の写真が優雅に展示されています。


パッと見て、和紙だとわかります。

柔らかく、温かみがあり、歌舞伎のお衣装の質感と相性が良さそう。


ツルツルした紙の写真で拝見するのとは、

全く違いました。


絵のようでもあるのにリアルで臨場感があります。


全ての写真が上記の大きさ。

近年務めてらっしゃったお役が多かったので、

拝見した舞台が多かったので余計に楽しかったです。


揚幕から覗いて花道の熊谷を撮影していたり、

楽屋風景だったり。


全て写真家の鍋島徳恭さんが撮影。

偶然にも会場にいらしていました。


スライドショーもあり、

様々な吉右衛門さんが楽しめます。


私のお気に入りは、

今年1月の勧進帳の富樫。

とても激しい印象の一枚です。


この時の富樫は忘れられません。

高麗屋さんの三代襲名披露興行の初月。

幸四郎さんの弁慶に戦いを挑むような、

容赦ない富樫で胸が熱くなったのを覚えています。


その時の感覚が甦り、

何度もグルグルその写真に戻って見ていました。



こんな素敵な空間と思わず。

入場無料なんてすごいです。


12月9日㈰まで開催です。

歌舞伎座にいらっしゃる時は是非、足を延ばしてください。


楽しませていただきました。

有難うございました。




aya。





aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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