今年の猿之助さん 5
こんばんは。
今年の仕事が納まりました。
有難うございました。
2018年、最も心に残ったキャラクターが法界坊です。
これについては散々語ってきたので、
もういいかと思うのですが(笑)
私が歌舞伎ファンになってから
11月歌舞伎座の顔見世に初登場でした。
出演が発表になった時から盛り上がりまくりでした。
それと、猿之助さんの世話物の初役というのも好物の一つ。
初日から千穐楽まで試行錯誤を重ね、
どんどん演技が変わっていきます。
今回ももれなく変化していきました。
猿之助さんをはじめ、多くの方がおっしゃる
舞台は一期一会。
どの舞台もそう思いますが、
猿之助さんはそれを実感させてくださいます。
法界坊はお家に縁がある演目。
おもだか屋の型を勉強し、想像し、四代目の感覚で体現していく。
猿之助さんを見ながら、
先人たちから繋がっている何かに心躍らせるのです。
血なのかな。。
勘三郎さん吉右衛門さんとは違う法界坊の誕生が
本当に嬉しかったです。
仕事帰りに幕見をするのが楽しくて楽しくて。
幸せな月でした。
「双面水澤瀉」は真骨頂。
法界坊から短い幕間で早替りし女方へ。
人で非ざる者を演じたら天下一なのです。
踊りながら怨霊が現れてくる様子は圧巻でした。
千穐楽は、いつも三階席の私が一階席で観劇するくらい(笑)
猿之助さんのお誕生日と重なり、
今年の猿之助さん納めになりました。
感謝。
昨年は2018年にこんなに猿之助さんを楽しめると思っていませんでした。
今でも手術をし、完治はまだ先のようです。
それでも勇気を持って走り続ける姿は、
生きる力をくれています。
猿之助さんが舞台で輝いていてくれる限り、
私も輝き続けられると信じています。
心は進化します。
私のスタイルで来年も猿之助さんを応援します。
今年もありがとうございました。
aya。
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