冒険は続く。
スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」大阪公演千穐楽!
おめでとうございます。
役者さんがアップする大阪の月が綺麗でした。
東京の月も美しく柔らかに輝いていました。
あっという間の25日間40ステージ目。
猿之助さんが進化させたワンピースは大阪でも大盛況でした。
東京公演で評判だった場面を進化させ、
そのために大胆な、場面や言葉のカットを行っていました。
歌舞伎が初めての人やお子さんたちが、
より楽しめるエンターテインメントになったと思いました。
東京の幕が上がる前、ワンピースを知っている人に寄せるか、
知らない人に寄せるか。。確かそんなふうに猿之助さんは悩んでいました。
結果、どちらかというと知らない人寄りな作品になりました。
役者さんたちも原作に寄せる人、そうでない人、様々。
でもそのバランスが絶妙だったと評価されました。
私は原作を知らないから、そのあたりはわかりません。
でも原作の力は大きく、
歌舞伎の力、スーパー歌舞伎の技術に負けることなく融合しました。
猿之助さんは、それに加えて’若手の成長’を成功の秘訣とおっしゃいます。
大阪公演を観て、原作のことは置いておいて。。
歌舞伎を観たことある人、観たことない人というワードが浮かびました。
もちろん私の妄想です。
猿之助さんは、歌舞伎を観たことがない人への作品にシフトした気がします。
東京で歌舞伎ファンがついてきた手応えを感じ、
歌舞伎を観たことない人たち(原作ファンも含め)に、
より多く劇場に足を運んでもらえるチャンスと思ったのではないでしょうか。
作品を大胆に変えてきたのはそうなのかな。。と。
ワンピースを観て、歌舞伎ってこんなに面白いんだ!
と思ってくれたらファンの私だって嬉しいです。
一人でもいいから通常の歌舞伎公演を観に行ってほしい。
それと同時に、歌舞伎ファンの私は、
ワンピースを観たら猿之助さんの古典が観たくなる(笑)
これって猿之助さんの策ではないかと思うくらいウズウズします。
猿之助さんは表立って言わないからこれも妄想だけど、
私はいつだって歌舞伎のために行動している人だと信じています。
博多座も変えてくるのかな。
猿之助さんはきっとお客の反応も楽しんでいるはず。
どんな手を使ってくるのか(笑)
猿之助ルフィの。。。
私の冒険はまだまだ続きます。
明日へ進む勇気をありがとう。
皆さんはご自身のワンピースは見つかりましたか?
あと1回!
盛り上がっちゃってください!
aya。
2コメント
2016.03.31 02:06
2016.03.31 00:39