娘役。
こんばんは。
東京は桜が満開です。
仕事前に地元の桜並木を歩いてみました。
あと少しで満開というところでしょうか。
花曇りでしたが美しさに癒されました。
さて、ワンピース博多公演がもうすぐ初日です。
博多座デビューとなる巳之助さんは舞台の大きさに驚いたそうですね。
本水のセットの舞台幅が松竹座の3倍!
また違った演出にもなりそうで今から楽しみです。
6月歌舞伎座の衝撃!?にまだ心がざわついています。
考えてみたら、舞踊以外の猿之助さんの可愛らしい娘役は久しぶりです。
記憶がもうあやふやなのですが(笑)
お芝居では奮闘公演以来かな。。。
あぁ。。でもハンコックも娘?(笑)
お役の幅が広すぎてわからなくなってきてます。
「すし屋」のお里は、主役のいがみの権太の妹で、お店の看板娘。
高い身分であることを隠している弥助が好きで一途に想っています。
その弥助と祝言することになりウキウキするところも可愛いし、
なよなよした弥助に夫としての態度を教えるところも愛らしくて好きです。
猿之助さんの恋する乙女役がめっちゃ楽しみ(笑)
しかもお相手の弥助が染五郎さんではないですか!
これは絶対に面白い。。いやいや素敵に違いありませんっ!
でも、お里は切ないラストが待っています。
あぁぁ。。。歌舞伎っていつもこう。
切ないラストと言えば「碇知盛」の典待の局も。
猿之助さんが演じる女形二役はどちらも切ないことになります。
昨年、歌舞伎座に猿之助さんが初登場し、
老婆、舞踊で女形立役6役(女形は、傾城、童、新造、女郎蜘蛛)、圓朝。
どれもひと癖あるお役(笑)
歌舞伎座のお客にやっと、
可愛い猿之助さんを観ていただくことできます!
お里は過去、何回か演じているようですが、私は初見です。
これは2部も見逃せません。
ワンピースを観て歌舞伎に興味を持った方は、
「碇知盛」の知盛の衣装が、白ひげと同じ衣装なので必見です。
ワンピース東京公演初日に登場した白ひげに、
歌舞伎ファンが知盛を重ねたように、
歌舞伎座で観たら白ひげを重ねて観ることができるでしょう。
衣装だけではありません。
右近さんのスケールの大きさそのものが知盛なのです。
「すし屋」でもワンピースを思い出す場面がありますし、
すべて観て楽しめると思います。
何より。。。
あのルフィが、十二単衣着たり、恋する娘になったり、
しまいには狐になったりします(笑)
だから猿之助さんはやめられない。
ダンスまでマスターしちゃうし。
予想を超えてくるのは慣れましたけど、まだ驚いてしまう自分が悔しい。
博多座もまた変化球がきますよ(笑)
三月も無事に過ごすことができました。
有難うございました。
aya。
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