勧進帳を楽しむ。
こんばんは。
今日はまたまた歌舞伎座 夜の部に行ってきました!
先日の仁左衛門さん弁慶を拝見したら、
幸四郎さん弁慶も観たくなりました。
何度も観た勧進帳ですが、
観るほどに面白く、役者さんによってこうも変わるのかと、
驚く演目の内の一つでもあります。
今回、幸四郎さん弁慶には、
「滝流し」という普段上演されない部分が演奏されていると聞き、
おそらく観たことがないなぁとワクワクしていました。
ラスト、延年の舞から’滝流し’に入り、
そのまま飛び六方。
体力的に大変とは聞いていました。
これほどとは!!!
長唄の歌詞に「鳴るは滝の水」と出てくるのでわかりましたし、
やはり観たことない!
数分ですが激しい。
七三から戻る時に本舞台では、
黒塚でみられる膝で進む振りまでありました。
これは観るべし!
仁左衛門さん弁慶とラストの印象が違います。
テンポアップしていくと同時に私のテンションもあがる(笑)
私はとても気に入りました(笑)
成田屋さんは’滝流し’を入れないと聞きましたので、
滅多にお目にかかれないはずです。
観ることができてよかったです。
これは若くないと大変ですね。
私は常々、猿之助さんにも
勧進帳の弁慶をしていただきたいと妄想しているので、
猿之助さんの滝流しが是非とも観たくなりました。
仁左衛門さんはなさっていないから、
偶数日の幸四郎さんの日でご覧いただきたいです!
お二人の弁慶はエキサイティング!
取り急ぎ、興奮をお届けしました。
aya。
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