十二月大歌舞伎 初日。

こんばんは。


歌舞伎座「十二月大歌舞伎」初日おめでとうございます!


お休みの今朝はゆっくり起きました。

やはり睡眠は大事ですね。

少し不安定だった体調も回復しました。


のんびりしていたら突然のエンスタ!(笑)


おそらく猿之助さんが撮影者で、

市瀬さん男寅くん郁治郎さん、鷹之資くんもいたかな。


数分間の気まぐれライブは、

猿之助さんのつぶやきとか笑い声が入って面白かったです。

一日のスタートがHappyな気分になりました。



歌舞伎座に出かける頃には雨が上がっていました。

夜の部を観に行ってきました。


偶然、友人が前に座っていて、

思いがけず楽しさ倍増な観劇になりました。


今日は詳しく書くのは控えます。


新作誕生の瞬間というのは観ている私も緊張してしまう。

玉三郎さんが白雪姫を演じる「本朝白雪姫譚話」


とても美しい世界観でした。

音楽、舞台のビジュアル、役者さん方のお衣装。

特に打掛はどれも見惚れてしまいました。


玉三郎さんの存在は控えめで、

白雪姫の母役の児太郎さん、鏡の精役の梅枝さんが主役という感じ。


二人がとても綺麗で、

鏡を挟んで同じ動きをするのがぴったり合ってすごい。


児太郎さんは姫の実の母親。

子供の美貌に嫉妬する歪んだ心の女性を怪演しています。


これがまたしつこい(笑)

ところどころお客から笑いも起こるほど思いきってます。


まだ初日なのでおとなし目だと思うのです。

私的には、どんどんエスカレートしていただきたい(笑)

もっと自分の美に陶酔してもいいかも。。


児太郎さんの母が鏡に依存していけばいくほど、

梅枝さんの鏡の精の存在が大きくなっていきます。


物語のキーマンで、

人で非ざる感がものすごく出ていて梅枝さん圧巻でした!


獅童さんの登場も印象的でした。

グリム童話のほうを知っていると納得な場面みたいです。

イヤホンさんに教えてもらいました(笑)


玉三郎さんは16才の白雪姫。

可愛らしくて、何だか納得させられた。

透明感があり、内から出る美しさで溢れていました。


でもあくまでも控えめ。

猿之助さんではないけれど、

若手たちに活躍の場を与える作品になっていました。


そんな中。。。

おもだか屋一門の皆様の発見も嬉しかったです。

大活躍だったのが猿三郎さん!


出番が多く、ちょっぴり面白い(笑)

局役で珍しい女形をなさり、早い段階で登場します。

いらっしゃると和むから不思議。

皆様も是非に注目を。


ラストに登場する歌之助くんのプリンス感がすごいし(笑)

カッコよくて驚きました。


玉三郎さんと結ばれるわけですが。。

二人並んだ時に実年齢が浮かんでしまったけど、

玉三郎&歌之助というペアは奇跡なのだと感慨深いものがありました。


また、フェアリーたちが可愛い。

七人のこびと、ではなく七人のフェアリー。


けっこうな割合で歌います。

最初は戸惑ったけど。。。

私、その澄んだ歌声に涙出そうになってました(笑)



上演を重ねれば演技も少し変わるのではないでしょうか。

いろんな楽しみ方ができる歌舞伎でした。

私は素直に楽しめ、笑ったところもありました。


それに心穏やかに観ることができ癒されました。

ちょっとグロテスクな表現などもありました。

子供向け、というよりは大人の白雪姫。


イヤホンガイドでは白雪姫上演前の幕間に、

玉三郎さんのインタビューが放送されます。


私はそれを聞いて臨んでよかったと思いました。

気を楽にして楽しんでいいのだなぁと感じたので。


それに解説では、突然スーパー歌舞伎の話が出てきて嬉しかった(笑)

テンション上がる!


児太郎さんってコメディのセンスもよさそう。

あ、今回はコメディではないのですけど。

弥次喜多の時の児太郎さんを何故か思い出してしまいました。。。


観終わって。。

美しさとは。。。

自分磨きを頑張ろう(笑)



一つ目の「神霊矢口渡」も、

女性の心理に心揺さぶられてしまった。


梅枝さんのお舟に泣きました。

とても素敵でした。


調べたら猿之助さんは1991年に演じていました。

これは猿之助さんでも観てみたい!


梅枝さんの感想は次回に。


今日も有難うございました。




aya。




aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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