新春浅草歌舞伎お年玉。
こんばんは。
毎年恒例の浅草歌舞伎に行ってきました!
2009年1月から観ているので12回目です。
幼い頃から馴染んできた浅草で歌舞伎公演があるのは、
知った時にはとても嬉しく親近感が湧きました。
今年のメンバーはもうすっかり定着しましたね。
もう次世代が登場してきてもいいなぁと観ていて感じました。
大好きな浅草歌舞伎だからこそ。。なのですが、
今年は演目が難しくないですか?(笑)
若手が大役に臨むことは浅草歌舞伎の醍醐味です。
そういう意味ではめちゃめちゃ楽しかったです!
歌舞伎座で、大御所の皆様で観てきたお話が、
このメンバーで体験できるなんて本当に幸せです。
でも。。あまり笑顔になれなかったな。。
今日、通しで観て最初に思ったのがその感想でした。
猿之助さんと比べるのは怒られてしまうかもしれません。
当時とは変わったのは承知しています。
それに好みの問題でもあります。
亀治郎さんは、浅草にちなんだ演目とか、
土地柄、お客層を考えて演目を考えている。。
と言っていたのを覚えています。
天下茶屋とか、独楽とか、黒手組曲輪達引とか。。
博奕十王も楽しかった。
大曲とお客も盛り上がるものを組み合わせていたような。
上州土産百両首、一本刀土俵入では泣いた~とか、
泣いたり笑ったり、そんな思い出です。
今月は。。特に2部は古典が二つ並んでいます。
私が心配することではないけれど、
歌舞伎が初めてとか、慣れていない人は
楽しかった思い出で劇場をあとにできているのだろうか。
巳之助さんの平右衛門と、お軽の米吉さんの絡みは
思わず笑顔になりましたけど。
とっても良い兄弟でした。
お客も沸いていました。
お年玉の挨拶のお二人もすごく面白かった!
第1部は新悟さん。
クイズ形式は初めてかもしれません。
しかも三つの演目に絡めていて頭が良いと思いました。
挙手制なのに地声で答えさせ、正解のプレゼントは無し(笑)
でも三問それぞれ正解した人に全員で拍手。
ほんわかして会場が一体になりました。
新悟さんの第1部挨拶は素顔ですが、
第2部はどうやら違うそうで。。お楽しみがありますよ。
第2部は巳之助さん。
お話が上手!びっくり!
二つの演目が古典なので少し難しいかも。。
ということで楽しくなるような解説をしてくれました!
キーワードは’フィクション感’
ご自身の思い出話も面白かったです。
着信音の注意も力入ってましたね。
毒舌具合は猿之助さんのほうが勝ってますけど(笑)
マナーモードも目立つ。。と言った瞬間、
私のまわりは’そうなんだ’みたいに電源を切ってました。
演目がシリアスな分、
挨拶の巳之助さんは救いでした。
挨拶はもう慣れたものですね(笑)
個人的には、ご当地ネタが入っていると嬉しかったけどな。
チケットもぎり横には恒例のチャリティ羽子板がありました。
猿之助さんは明るく華やかなテイスト!
中車さん團子さん。
團子さんは連獅子を描いていました。
今年は浅草歌舞伎より、
連獅子や鰯賣戀曳網がかかる歌舞伎座夜の部のほうが、
気を楽にして観ることができると思う。
私的には。。
浅草はもっと舞台とお客で気のやり取りができたら嬉しかった。
でも楽しかったのですよ。
米吉さんに目がいきっぱなしでしたし、
錦之助さんの笑顔にノックアウトでした(笑)
感想はまたあとで。
aya。
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