酔奴。
こんばんは。
今日は雨の中を歩いて、
ひと駅先のお気に入りのパン屋さんへ行きました。
不定期に週1~2日しか営業していません。
暇になってから訪れることができるようになりました。
若い夫婦で営んでいて、
奥様がパンを焼き、旦那様が内装とレジを担当。
お店作りから手作り。
とってもセンスがいいんです。
アンティークの外国のレジスターが飾ってあり、
私がそれに興味を持ったことから話すようになりました。
今日行ったら、旦那様手作りのレジカウンターが増えてた!
気に入った’木’と出合ったそう。
超ご機嫌でレジに立っていて可愛かったです(笑)
ご夫婦と話していると自然と笑ってる。
大好きな二人です。あ、パンも最高に美味しいです。
さて、猿之助さんに続き、
尾上右近さんもYouTubeチャンネルを開設しました!
「歌舞伎人 尾上右近」
’かぶきじん’って何だか右近さんらしい気がします。
今はご本人の挨拶と舞踊「酔奴」がアップされています。
「酔奴」は期間限定で配信。
昨年の自主公演「第五回 研の會」で踊った映像です。
観てみたかったので嬉しい配信でした。
右近さんの気合が伝わって感動してしまいました。
楽しい踊りで、思わず笑顔になっちゃいますね。
なかなか難しそうだし、大人の匂いがするというか。。
私的には、見ている人が楽しいほど踊り手は大変そうなイメージがあります。
酔奴は’猿翁十種’の内の一つです。
いわゆる’おもだか屋’のお家芸。
右近さんいわく、猿之助さんから踊っていいよと言われ、
今回のチャレンジに繋がったそう。
奴とつくのに何でこんなに艶やかな色気ある白塗りなんだろう。。
そう思って調べると笑野さんのblogに酔奴のことが書いてありました。
初代猿翁が’従来の奴もののイメージを脱皮したもの’と作ったそう。
おもだか屋の血が100%流れているこの舞踊。
後世に繋いでいくには他のお家の方にも踊ってもらうことが、
歌舞伎の未来へ繋がります。
先日お話しした’伊達の十役’もそうです。
猿之助さんは演じていません。
けれど、おもだか屋スピリッツは幸四郎さんの心もに体にも注がれました。
右近さんの踊りを見て、
猿之助さんは踊っていないけど、
何だか猿之助さんが見えるようで嬉しくなりました。
失礼かもしれませんが、
猿之助さんだったらこうするかな、ああするかな、
そんなふうにも楽しむことができました。
中でも三人上戸のシーンは猿之助さんでも観てみたいです。
もしかしたらこのまま埋もれてしまっていたかもしれません。
それを見ることができたのですから右近さんには感謝しかありません。
期間限定がいつまでかわからないのですが、
是非ご覧くださいませ。
あらすじや、ご本人のコメントもあります。
そちらを読むとひと味違うと思います。
下にチャンネルを貼っておきます。
笑野さんのblogも読むとまたまた違います。
次の配信も楽しみです。
猿之助さんも何か配信してくださらないのかな。。
aya。
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