吉野山を歌舞伎人で。
こんばんは。
現在、右近さんのYouTubeチャンネル「歌舞伎人」で、
猿之助さんと躍った’吉野山’が期間限定で公開中です。
2015年、右近さんの自主公演「研の會」第一回に、
猿之助さんは出演し華を添えました。
その時の映像です。
私にとっても忘れられない舞台です。
猿之助さん自身も自主公演「亀治郎の会」を10回続けました。
私は6回目を観劇しました。
それが初歌舞伎です。
猿之助さんは、
自主公演をしたことで得ることが多い。
その経験が今の自分を作っている。。
若手が自主公演を行うことはいいこと。
今まで当たり前と思っていたことが、
そうでないことを痛いほど知ることになる。
孤独になる。。でも自分は好きなことをしているからいい、
まわりの人たちのほうが苦労。
こんな感じで折に触れて話しています。
右近さんの第一歩に共演することは感慨深く、
それだけで猿之助さんが若手に対する気持ちが伝わります。
しかも「吉野山」で静御前とは!
発表になった時は心臓が止まりそうにびっくりしました。
本興行ではなかなか観る機会はないだろうな。。
そう思っていました。
どちらかというと当時はすでに狐忠信のイメージでした。
花道に猿之助さんが登場すると、
吉野の風が吹きました。
小劇場の空間が無限になり、
桜満開ののどかな風景が広がりました。
そうそう、物販をしているロビーに
いきなり猿之助さんが出てきたのも思い出!
グッズの売れ行きを聞いて突然出てきた(笑)
で、慌てて右近さんも追いかけてきた(笑)
猿之助さんの手から、
まんまと予定がなかったTシャツを購入。。
物販はお得意な猿之助さんなので、
お客の裁き方は神でした(笑)
この「吉野山」を来月は猿之助さんが狐忠信です。
歌舞伎座 八月花形歌舞伎の第三部。
静御前は七之助さんです。
初ペアかと。
前回の歌舞伎座では静御前は幸四郎さんでした。
また違った雰囲気になるはずです。
予習で右近さんチャンネルを観るとよいかも。
とても丁寧にあらすじが書いてあります。
8月の歌舞伎座は、
筋書、イヤホンガイド、お土産、オペラグラスなど、
有料サービスは一切ないそうです。
噂では無料の冊子が配られるとか。。
でもどんなものかはわかりません。
少し見ておくと猿之助さんの立ち位置もわかりますし。
筋がわかっていると集中して観ることができると思います。
是非、YouTubeをご覧くださいませ。
私もまた観よう。
aya。
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