光のほうへ。

こんばんは。


今日は月一度の恩師の元へ行ってきました。

今月も無事に過ごせた感謝を届け、多くの反省もしてきました。

そこで’初めまして’がありました。


その家には、友人の娘さんが二か月の子供を連れてきていました。

彼女は20才を過ぎたばかり。

幼稚園児だった頃から知っているので、

子供を出産したなんて今だに信じられない(笑)


赤ちゃんと対面したら’おばあちゃん’になった気分でした(笑)

抱かせてもらったら、泣いていたのがピタリと止まった!

姪たちで慣れているのでちょっと嬉しかったです。

軽いけど重い。

幸せをいただきました。


さて、7月歌舞伎座のお稽古が開始しているようです。

歌舞伎美人には、先日の夜の部に続き、

昼の部の特別ポスターが解禁になりました。

海老蔵さん対猿之助さん!

ビジュアルもいい感じで対立しています。

猿之助さんの護持院隆光が妖艶。

鮮やかな紅に引き込まれます。


海老蔵さんがインタビューで、

’この「柳影澤蛍火」は猿之助さんが発案で二人で相談して決めた’


そのことを知ってblogの先輩ふうせんさんは、

7月は実質的な猿之助さんの座頭公演なのね!感慨深いとおっしゃった。

なるほどそういうことなのだと感動しました。


今日、手元に届いた歌舞伎会会報誌「ほうおう」海老蔵さんインタビューに、

’猿之助さんが「佐吉をしたいので海老蔵さんに郷右衛門を」ということでした’

とありました。


この言葉からは「荒川の佐吉」が猿之助さんの発案なのか確信は持てません。

でも、猿之助さんが佐吉役をやりたくて、今月かかるのだとわかります。


両方の演目が猿之助さんの意向有きで出発しているような。

これは、ふうせんさんがおっしゃったように、

実質的に座頭公演ではないかとワクワクが倍増しました。


先代の時代は、7月といえば猿之助でした。

私は観たことがありません。

でも、当時狂ったように通った先輩に出会い、話を聞きました。

以来、私はとても憧れています。


先代が倒れた後は、玉三郎さんと海老蔵さんの7月公演になりました。

そこにまず中車さんが出演しました。

どんなに嬉しかったことか。

「おもだか屋」の大向こうがたくさんかかる7月に感動でした。


そして昨年は猿之助さんも加わりました。

玉三郎さんを筆頭に豪華な役者が勢ぞろいし、

チケットが史上最大の入手困難になりました。


今年は。。

主役を演じるのは海老蔵さん猿之助さん。

そこに中車さんが入り、三本柱で一日を通します。


あぁ。。四代目の7月座頭公演がだんだん近づいてきた。

そう思わずにはいられません。

光差す方へ進んでいるよう。


それに’三代猿之助四十八撰’がないのが心憎い(笑)

護持院隆光も佐吉も先代所縁のお役ですが、

猿之助さんが選んだとするとチョイスが面白すぎます。

まさかここ?みたいな。


派手なケレンを封印したことで、

歌舞伎十八番が引き立つような気もします。

昼夜通して演目立てにワクワクします。


申し訳ないですが、歌舞伎座の演目には「またこれ?」

と思うものが少なくありません。

こういう月が時にあっても素敵です。

もちろんベテランの重厚な歌舞伎も観たいです。


来月は「流星」以外は、海老蔵さんと猿之助さんが、

すべて役の上で対立します。

しかも立役同士で。


初めて観た海老蔵&猿之助コンビは舞踊劇「かさね」でした。

亀治郎さんは美しい女形でした。

それがこんなことになるとは(笑)

猿之助さんの進化は予想を遥かに超える。


お二人の対決。

しっかり見届けたいです。



aya。



aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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