歌舞伎座 夜の部へ!
猿之助さんの佐吉に惚れました。
出逢ってしまったからには、
これからも劇場に行かざるを得ません(笑)
歌舞伎座 夜の部「荒川の佐吉」は約2時間ノンストップ!
猿之助さんの佐吉には良い意味で予想を裏切られました。
こんなに子煩悩な猿之助さんを初めてみました。
いやいやいや、猿之助さんではなく佐吉なのですが(笑)
大事な人のために強くなる。
シンプルに痛いほど伝わってくる。
猿之助さんは、とても気持ちが入っていて惹きこまれました。
でもその分、前半、セリフが聞き取りづらい箇所があり残念。
これから猿之助佐吉はどんどん変わっていきます。
次回が楽しみ。
最初に泣いたのは、巳之助さん演じる辰五郎の語り。
佐吉が大好きな気持ちが溢れてる。
そのまま猿之助さんに言っているのではないかと思うほど。
大工とあり、粋で時代味あってとってもいい。
会場をクスッとさせる’間’も今までとは各段に違ってびっくり。
出番が多くて巳之助さん大活躍です。
ワンピースを観てきた贔屓目かもしれません。
猿之助&巳之助コンビが一番好きです。
仁左衛門&染五郎、染五郎&亀鶴コンビもよかったです。
でも全く雰囲気が違う。
これはやはり観てほしい。
まだ三日目ですから、
コンビもますます息があってくると思います。
米吉さんが美しくてびっくり!
こんなに綺麗になっちゃって、と見惚れました。
世話物は雪之丞変化を思い出します。
舞台に花が咲いたように明るくなりました。
卯之吉が猿くんと知った時から泣けた。
一緒に観た先輩は猿くんで泣いたと言ってます。
猿之助さんが猿くんに走り寄る姿にジェラシー。
頬を寄せるお顔に、涙しながらジェラシー。
いつから私は純粋な心を無くしたの?(笑)
でもそれくらい、可愛がる様子は愛情たっぷり。
中車さんの出がよかったです。
そして猿之助さんと対峙する場面は圧巻。
言葉一つ一つが説得力あり、佐吉の心が揺れていくのがわかります。
海老蔵さんもとことんカッコいい。
猿之助さんとの立ち廻りは必見です。
ラストシーンの猿之助さんの言葉にキュンとしました。
また聞きたい。
巳之助さんも泣かせるなぁ。
佐吉が終了した時点で大興奮でした。
先輩と、よかったねぇと話が尽きませんでした。
でも実はその後の歌舞伎十八番「鎌髭」「景清」でも大興奮!
演舞場で拝見していますが、歌舞伎座になったらスケールがすごい!
海老蔵さんの荒事にお客が大盛り上がり。
全体的におもだか屋の皆様が大活躍なので見どころも多いです。
「鎌髭」では右近さん。
「景清」では笑三郎さん。猿弥さん。
三人が海老蔵さんに負けないくらい会場を沸かせます。
女形の皆様の美しさも堪能。
右之助さんが粋で、萬次郎さんが面白くて、
米吉さん右近くんの若手も輝いてます。
亀三郎さん九團次さん巳之助さん鷹之資くんの存在感も楽しい。
4人は声が良い響き。
そして、我らが猿之助さんは麗しいお姿。
キメキメで花道から登場し、海老蔵さんと対決です。
男と男のたてひき。
たっぷり魅せてくださいます。
ラスト、サイコーに盛り上がったのが、
上妻宏光さん方の津軽三味線!
海老蔵さんがノリノリでリズムをとっているようでした。
見得に次ぐ見得の見せ場にヒートアップしていきます。
ラストの大見得で歌舞伎座が揺れた。
私と先輩は「ブラボー」と声に出していました(笑)
猿之助佐吉の涙が、海老蔵景清で歓喜に変わる。
演目立て、構成にブラボーでした。
猿之助さん海老蔵さんの発案でしょうか。
こういう歌舞伎座が観たかった。
とってもエキサイティング!
明るい幕切れに、猿之助さんを想いました。
お客さんが劇場を出る時、いつもHappyにしてくれるのが猿之助さん。
今月の歌舞伎座もやっぱりそう。
今、とても幸せです。
有難うございます。
明日も歌舞伎座に行ってきます!
aya。
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