足拍子。

こんばんは。

今日ラストのお仕事は代官山でした。
蔦谷書店が眩しい(笑)


隼人さんの出演ドラマがスタートし、

巳之助さんがblogを更新してくれています。

嬉しいことが続きますね。


さて、昨日は猿之助さんを至近距離から見ることができました。

この日は、猿之助さんはわりと客席の方に目を落としていたような。

何度も目が合ったような錯覚は、幸せすぎます(笑)


「鎌髭」の巳之助さんの愛甲三郎役がカッコよすぎて、

長時間マジマジと見てました。

流星の時もよいけれど、こちらの方が好きです。


同じ場面で座っている米吉さん右近くんも可愛らしい。

二人はタイプが違うから見ているだけで楽しいです。


海老蔵さんが中心に立ち、

まわりを左團次さん方ベテラン、若手がずらっと並ぶ様子は圧巻でした。

それにおもだか屋一門の皆様も多数ご出演なので、

前方にいると、どなたなのかよくわかって嬉しかったです。


右近さんの道化が面白く、笑三郎さんの阿古屋が最高に美しい。

一緒に登場するおもだか屋の傾城たちもビューティフル♪

右之助さんの粋な姿がすっごく素敵。

猿弥さんはここでも楽しませてくださいます。


間近で、目の前で海老蔵さんの景清を見ることできて感動!

こちらを向いて見得をする時は、のけ反ってしまった(笑)

海老蔵さんは確実にお客を見て、ノセてました。すごい。

一瞬、目が合うだけで、猿之助さんと違う意味で固まってしまう(笑)


秩父庄司重忠役の猿之助さんがめちゃめちゃ色気ある!

長袴でシュッシュッと颯爽と花道から登場し、

阿古屋に目配せをして、景清説得に入ります。


目の前に座るものだからドキドキしてしまいました。

この瞬間が猿之助さんラストと思い、

しっかり目を逸らさず見ました(笑)


セリフが巧みで、景清が反応するのは仕方ないでしょ、

と説得力ありありです。

そしてカッコいい。。

少しの出番ですが、とても大切なお役。

さすが猿之助さんなのです。


そして、景清が牢を破って登場してからのパワーがすごい。

豪快な立ち廻りでは、おもだか屋の皆様大活躍です。

皆さん、キレキレ。


私は海老蔵さんから吹く風にのけ反りっぱなし(笑)

上妻さん方の津軽三味線にノリノリで、

力が底なしに湧いてくる海老蔵さん。


一番エキサイティングだったのが’足拍子’

花道七三に海老蔵さん。

海老蔵さんの両サイド6~7人づつ列を作っているように並び、

全員で足拍子!

これ、ほんとすごいのです。

地響きがして、お席まで振動が伝わりました!


海老蔵さんの景清のイメージはこれほどなのかと驚きました。

まさに不死身。


舞台に登場する大海老は、過去最高の大きさだとか。

間近で観たら感動が増しました。

けど、それに負けない海老蔵さんが何とも豪快、痛快!

縁起が良い感じ。


これは海老蔵さんしか成し得ないです。

心晴れ晴れ、スッキリして歌舞伎座を出ることできました。


それにしても津軽三味線の力が大きい。

私は東北の血が流れているからかもしれない。

あの音色を聞くと心がざわつきます。


その時代時代に合った荒事があってもいいかも。。と感動しました。

勸玄くんの時代には、また違った景清が出現するかもしれない。

そうして繋がっていくことが大事。


次の時代も観てみたい。



楽しかったです。

有難うございました。



aya。




aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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