空ノ彼方。

こんばんは。


ゲリラ豪雨に遭遇しました。


午前中に仕事を終え、お昼過ぎから両国へ。

「第九回 直也の会」に行ってきました。


石橋直也さんの自主公演です。

九州の大衆演劇出身で、その頃、猿三郎さんがきっかけになり

猿之助さんと知り合いました。


いつか一緒に芝居を。

猿之助さん猿三郎さん直也さんの約束が実現したのが2012年

「助太刀屋助六 外伝」でした。


私の記憶では、助六の公演が決まっている中、猿之助襲名が決まり、

それでも猿之助さんは約束を守りました。

猿之助になって歌舞伎以外のお芝居に初出演になりました。


その後、猿之助さんとワンピース歌舞伎で共演。

チョッパーとダズボーネスの二役を務めました。


そんなご縁で、自主公演10年目の節目のチラシに

猿之助さんがコメントを寄せています!

愛情たっぷりの猿之助節。

猿之助さんの名前があるだけでテンション上がる(笑)


今回、ワンピースのご縁で、嘉島典俊さん早川佳祐さんもご出演。

直也さんは裏方に徹して、脚本演出企画を担当しています。


面白いのが2作品同時公演ということ。

どちらか一方だけでも完結するし、

実は繋がったお芝居なので2つ観ると尚美味しい。


私は都合で今日の昼公演「空ノ彼方」を観てきました。

もう一つの「法師の旅」は観ること叶いません。


タイトルから察する通り、仏教が芯にあるストーリー。


前情報を入れずに観劇。

主人公が女性だった(笑)

何故か勝手に男性と思っていたので意外な感じでした。


直也さんの頭の中はどうなっているのでしょう(笑)

現代を立ち位置にして、仏教を直也さんの角度で表現している印象。

何千年前の過去や、近未来まで時空を自由自在に超えてくる。


それに、脚本を書くにあたっての自身の実体験なのかとも思ったり。


普段から猿之助さんの仏教話を聞いているから(笑)

セリフにある仏教ワードがすごく心にひっかかる。


ネタバレになるから。。というよりは、

的確に言葉にできない。

直也ワールドは観てもらわないと(笑)


とっても複雑なんだけど、

シンプルでもある。


観終わって、人間は強いのだ。。と思わせてもらった。

煩悩で輪廻しているというのなら、

きっと今生きている人間しだいで浄化し、その向こうの空に行ける。


勇気をもらいました。


嘉島さんは、とても熱くてカッコいい。

わかっていないようで、一番わかっている人。

ラストの主人公とのシーンが特に好きでした。


早川さんは、おかし味があって楽しかったです。

出番も多かったです。


空編は、2時間20分ノンストップ。

もう少し短いと体が楽だな(笑)


終演後のロビーでは、直也さん他、

出演者の方が出てきてくれてました。

でも嘉島さんがいなかった(泣)


前回の会よりパワーアップ!

直也さんのこれからの活躍が楽しみです。

是非また猿之助さんと共演していただきたいです。


楽しませていただきました。

有難うございました。


日によっては当日券があるようです。

場所は両国の「シアターΧ(カイ)」21日まで。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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