三人宙乗り。
こんばんは。
全ての初春歌舞伎公演の大枠が見えてきました。
猿之助さんは新橋演舞場にご出演です。
「壽新春大歌舞伎
市川右近改め三代目 市川右團次 襲名披露
二代目 市川右近 初舞台」
右近さんの襲名披露、息子 タケル君の初舞台です。
猿之助さん中車さん海老蔵さん門之助さん、そして梅玉さん。
豪華な、嬉しいいつものお顔が揃いました。
右近さんは屋号が変わっても、
師匠である三代目の意思を継いでいくとおっしゃいました。
まさにその気持ちを表すような演目が発表になりました。
お家芸で襲名です。
昼の部は「三代猿之助四十八撰の内 通し狂言 雙生隅田川」
猿之助さんが亀治郎時代、9才の時に双子役を演じ、
最年少で宙乗りをし、早替りもして話題になったそうです。
ご自身も思い出深い舞台とおっしゃいます。
今回はその双子役を初舞台のタケル君が演じます。
たしか6才では。。。。
記録更新されちゃうの!?(笑)
右近さんは、当時三代目猿之助さんが演じたお役を三役演じます。
おもだか屋のお家芸で襲名だなんて、心から嬉しいです。
屋号が変わっても三代目の芸を繋いでいくという証ですよね。
猿之助さんは、当時菊五郎さんが演じた班女御前役。
海老蔵さんも出演なさいますし、華やか。
でもストーリーを知らないので明るい話なのかはわかりません(笑)
そして、宙乗りは。。なんと三人宙乗りなのです。
観たことがない(笑)
猿之助さんがこのお話で最年少宙乗りをした時は、
三代目と菊五郎さんと一緒。
今回は、右近さんタケル君猿之助さん。
あぁ。。もう涙が出る。
7月のタケル君の初御目見得で、
猿之助さんがタケル君を抱えた姿に心打たれましたが、
今度は三人一緒に、しかも翔ぶとは!
襲名、初舞台にこれ以上ない演目。
猿之助さん一人で決めたわけではないと思いますが、
猿之助さんの優しさを感じます。
タケル君にしても、團子くんにしても、
歌舞伎の未来達を大事に想う猿之助さんらしいチョイス。
夢が広がる舞台になりそう。
そして、夜の部は「黒塚」!
猿之助さんはおっしゃいます、
おもだか屋といえば「四の切」「黒塚」「スーパー歌舞伎」
タケル君の初御目見えの時は「四の切」がきましたから。
やっぱりきました!
夜の部キリにお家芸で結ぶ。
はぁ~粋ですねぇ。
「義賢最期」は海老蔵さん。
愛之助さんで何度も拝見しましたが、成田屋は初見です。
中車さんの出演が嬉しいです。
「口上」は泣けると思う(笑)
「綴引」は右近さん梅玉さん。
でも知らないお話です。
初めて観るものはワクワクします。
細かい配役はこれからですが、
もうこれだけでお腹いっぱいです(笑)
1月のお江戸は大変です。
私は歌舞伎座、国立が遠のいたかも。。。。。
浅草歌舞伎も出演者発表です。
松也さん壱太郎さん隼人さん巳之助さんが中心です。
亀治郎時代からお正月恒例にしていますので、
来年も楽しみたいです。
年明けから猿之助さん、
そして三人宙乗りとは縁起がいい。
おもだか屋の口上は久しぶり。
どんなドラマが生まれますか(笑)
今からワクワク。
aya。
4コメント
2016.10.21 22:15
2016.10.21 15:26
2016.10.21 15:05